オーケストラとバス、テノール、ソプラノの三重唱で、イタリア語で歌われる。オペラ自体はなく、単独の作品である。
Op.116
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
*
*
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
イタリア語のタイトルは "Tremate, empi, tremate"(おののけ、背徳者よ、おののけ)。
✏️三重唱《おののけ、背徳者よ》——サリエーリに師事した最大の成果!(ONTOMO)によると…
「このイタリア語テキストによるドラマティックな三重唱は、宮廷楽長サリエーリに師事した最大の成果でもあった」
「ウィーンという音楽界にあって、一流の作曲家たるものはオペラの傑作を書かなければならないと(ベートーヴェンは)痛感し始めていた」
とある。そのあたりが作曲の動機らしい。
YouTube で聴いた音源はこれ(↓)。アルトゥール・アペルト指揮シュターツカペレ・ベルリンの演奏。歌手の名前は書いてない…?
この動画に簡単な解説が付いている。それによると、この作品は…
アントニオ・サリエリの指導の下で 1801~1802年に作曲され、その後1814年に改訂されて「交響曲第8番」とともに初演された。1826年にピアノ伴奏譜が出版され、1862年の全集でフル・スコアが出版された。
また、三重唱であること、調性や第1主題などに、同じくサリエリの下で作曲されたオラトリオ「オリーヴ山上のキリスト」作品 85 との類似点があるとのこと。
【関連記事】
0 件のコメント:
コメントを投稿