2020年12月23日水曜日

BTHVN op.125: 交響曲第9番「合唱」バレンボイム@Berlin feiert Beethoven

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト《All BTHVN 🎧》、今回は Op.125 交響曲第9番「合唱」ニ短調(1817-24:47-54歳)。

大晦日に聴こうかとも思ったが、なぜか聴きたくなって…(^^)♪


Op.125

🎼 List of works by Ludwig van Beethoven


あまりに有名な曲なので、解説的な話は割愛。

…で、名演奏や名盤を探すと、昔の巨匠たち(カラヤンとかフルトヴェングラーとか)の歴史的名演奏がゾロゾロ出てくるので、それらを聴き比べ始めると時間がいくらあっても足りなくなる。なので、それも省略…(^^;)。

それで、今回はできるだけ最新の演奏を探すことにした。

YouTube を見ていたら、今年の 9月にベルリンで行われたベートーヴェン生誕 250周年の記念コンサートの動画(↓)があったので、それを聴くことにした。指揮はバレンボイム。


タイトルに "Berlin feiert Beethoven"(ベルリンはベートーヴェンを祝う)とあって、プログラムはオール・ベートーヴェンで次のようなもの。

  • Ouverture - Egmont, op. 84
  • Romance for violin and orchestra no. 1 in G major, op. 40
  • Romance for violin and orchestra no. 2 in F major, op. 50
  • Symphony no. 9 in D minor, op. 125

ヴァイオリン・ソロはアンネ=ゾフィー・ムター。オーケストラとコーラスは "Staatskapelle Berlin & Staatsopernchor" で、「第九」のソリストは下記(一人も名前を知らない…)。

Julia Kleiter: soprano
Waltraud Meier: alto
Andreas Schager: tenor
René Pape: bass


屋外での開催で、コロナの影響により例年は 40,000人のところを 2,000人の観客に制限したようだ。客席がまばら…。

で、合唱団もステージの後方一か所に並ぶのではなく、観客を囲むように前と左右に、かなり距離をあけて配置されていた。一人一人がマイクをつけて歌っていた…。

例えば、下の場面でバレンボイムの後ろに見えるのは、客席の(舞台から見て)左側に並んでいる男声パートのメンバーだ。




この演奏が良くなかったら他の演奏を探そうと思っていたが、なかなか良かったので、今回はこれをお気に入りにしておくことにした ♪

それにしても、ベートーヴェンはやはりいい…(^^)♪ それぞれの楽章にとてもいい感じの「グッとくるところ」が必ずあるのだ。

何度も聴いているのに「耳タコ」にならないのは、それだけ素晴らしく奥行きの深い作品だからなんだろうと思う。



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