2018年5月30日水曜日

エマニュエル・スヴィエルチ(Emmanuelle Swiercz)…?

今年の来日ピアニストの中から、新しいお気に入りピアニストの探索をボチボチとやっている(↓)が、中には聴いた途端「好みじゃない…」と思う人もいる。

《2018年来日ピアニストのチェック(続)》

このエマニュエル・スヴィエルチ(Emmanuelle Swiercz)というピアニストも、残念ながらそういう人のひとりだった。そういう場合は記事を書くのをやめようかとも思ったが、自分自身の記録(備忘)のためにも一応書くことにした。



2018年5月29日火曜日

「クラシック音楽」ファンではなかった!私…(^^;)?

久しぶりに音楽関連の本を読んだ。『クラシック音楽とは何か』(岡田暁生著)という、よくありがちなタイトルの本で、それほど期待せずに気楽に読み始めた。

ところが、読んでいるうちに重大なことに気づかされた。私、実は「クラシック音楽」ファンではなかったんだ!ということに…。



2018年5月28日月曜日

▼ブラームスのソナタ3番2楽章の進み具合と難所…

練習状況の報告は1週間に1度くらい書こうと思っているのだが、前回の報告《▼ブラームス:ピアノソナタ3番2楽章の分析と練習計画》から10日以上経ってしまった。

進捗が芳しくないせいだ。進み具合が悪いと余計な絵(↓)を作ってみたりする…(^^;)。


2018年5月26日土曜日

タダでスタインウェイが弾ける!♪…羨ましい…

こんな記事を見つけた。群馬県の邑楽町(おうらまち)近辺にお住いの方、千載一遇のチャンスです…(^^)♪!

✏️高級ピアノ「弾き込み」しませんか 邑楽町がボランティア募集 31日まで

スタインウェイ社製 D-274(ハンブルグ製)の「弾き込みボランティア」募集ということで、新品のグランドピアノをタダで弾ける!



2018年5月25日金曜日

news: ポリーニ、インフルエンザで公演キャンセル

マウリツィオ・ポリーニが "Sicklist" に入ったという記事があった。明日5月26日のリサイタルをキャンセルしたようだ。ご高齢(76歳)のための疲れかなと思ったら、インフルエンザとのこと。お大事に…。

✏️Sicklist: Pollini’s out

代役はエリーザベト・レオンスカヤさん。




キャンセルしたのは、エルプフィルハーモニー・ハンブルクで予定されていたリサイタル。下記にポリーニ(キャンセル)とレオンスカヤの両方の公演予定が載っている。

✏️エルプフィルハーモニー・ハンブルク公演予定

曲目も、ポリーニの「シューマンとショパン」から、レオンスカヤさんの「ベートーヴェンとシューベルト」に変わっている。


【関連記事】
《ポリーニの息子ダニエレ・ポリーニ(Daniele Pollini)CDデビュー ♪》

《news: ダニール・トリフォノフ、12月の来日公演中止…》

《news: ユジャ・ワンがリサイタルをキャンセル》

《news: ペライア、6月のリサイタルもキャンセル》


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2018年5月24日木曜日

ピリス さんN響との最後の?共演、6月10日Eテレで放映 ♪

今年の春に、最後になるかも知れない来日公演で多くのファンを魅了したピリスさん。そのN響と共演した演奏会が6月10日の「クラシック音楽館」に登場する。

録画予約、忘れないようにしなくっちゃ…(^^)/♪



2018年5月23日水曜日

トーマス・ラルヒャー「現代」的過ぎる?:ピアノ曲探索

今年は《リーズコンクールの課題曲》の現代作曲家 7人を手始めに「ピアノ曲探索」をする計画だったが、4月2日の《トーマス・アデスのピアノ曲いい ♪:ピアノ曲探索》以来、探索が滞っている。言い訳:他の作曲家のチェックもしていた(↓)…(^^;)。

《Nemmers Prize受賞ジェニファー・ヒグドンのピアノ三重奏曲 ♪》

《ゲニューシャス(Lukas Geniušas)デシャトニコフの新作初演 ♪》


ということで、今回はトーマス・ラルヒャー(Thomas Larcher)というオーストリアの作曲家。現代曲を得意とするピアニストから作曲家になった人なので期待できるかも…。


© Richard Haughton

2018年5月22日火曜日

男性向けピアノシューズ(国内初!)が出た ♪

3年ほど前にピアノ演奏用の靴がある(実は初めて開発された)ということを知って、ちょっと驚いた(↓)のだが、このときは女性用のみであった。

《ピアノシューズってあるんだ!♪》

上の記事にも、「女性(大人、子供)用の靴しか見当たらないので、男性の場合、普通の靴であまり困っていないということなのかな?」などと書いている。

…が、今回、同じ会社が男性用ピアノシューズを発売したようだ(↓)。

✏️我が国初!男性向けピアノ演奏用の靴「リトルピアニスト・ヘルメス」2018年5月28日販売



2018年5月21日月曜日

ゲニューシャス(Lukas Geniušas)デシャトニコフの新作初演 ♪

KAJIMOTOの記事(↓)を見て、10月24日のリサイタルで、ルーカス・ゲニューシャスが本邦初演のピアノ曲を弾くことを知った。レオニード・デシャトニコフというロシアの作曲家の新作(2017年完成)である。

✏️サラブレッドは挑戦をやめない―ルーカス・ゲニューシャス ピアノ・リサイタル、5/23(水)から先行発売!


24の前奏曲「ブコビナの歌」のうちの12曲だそうだ(何で全曲じゃないの…^^;?)。その中の1曲は、今年のラ・フォル・ジュルネでもアンコールに弾いたようだ。



2018年5月18日金曜日

「易しい曲を完璧に」vs「難しい曲をそこそこに」?

ブラームスのピアノソナタ3番 第2楽章、さすがに今回の選曲には無理があったか?と思いつつも練習に励む日々である。

カミさんからも「ちょっと難しすぎるんじゃない?」とダメ出しに近いお言葉…。

で、久しぶりに「易しい曲を完璧に」vs「難しい曲をそこそこに」という、ピアノ練習・選曲の永遠の課題?について少し考えてみようと思う。


2018年5月17日木曜日

▼ブラームス:ピアノソナタ3番2楽章の分析と練習計画

一昨日の記事《ブラームスの「リスニングガイド」曲の分析にも便利そう ♪》でご紹介した英文の詳細な解説(第2楽章)を、楽譜と睨み合せながら何とか読み終わった。

で、とりあえず自分自身で直感的に把握するために図にしてみた。長いので文末に載せておく。こうやってみると、少なくとも構造だけは分かった気になる…(^^)♪

前回「三部形式」と説明したが、練習の計画を立てるには「三部形式+大コーダ」とした方が適切だと思う。つまりこんな(↓)感じ。

A [a-b-a'] + B [c-d-c'-d'] + A' [a''-b'-a'''] + Coda [e-e'-e''-f]

長いコーダ部分の構成は、私が練習の都合に合わせて勝手に区切っている。これを元に練習の計画を立ててみた。

2018年5月16日水曜日

アレクサンドル・トラーゼ(Alexander Toradze)ロシア奏法の大先生

アレクサンドル・トラーゼ(Alexander Toradze)という名前は、私は知らなかったのだが、かなりの有名人で、N響との共演で何度か来日もしているようだ。

日本では、NHKの「スーパーピアノレッスン」(2005年12月~2006年3月)の講師としての方が有名なのかも知れないが…。



2018年5月15日火曜日

ブラームスの「リスニングガイド」曲の分析にも便利そう ♪

ブラームスのピアノソナタ第3番の第2楽章を、無謀にも(…というのがだんだん分かってきた…^^;)練習しているが、練習計画を作るために曲のアナリーゼをやらなくっちゃ…と思ってネットを探索していたら、とても良いサイトを発見した。

「リスニング・ガイド」というタイトルになっているが、"Musicology"(音楽学)の博士号を持っている人のサイトだけに、小節番号で細かい解説がしてある。



2018年5月13日日曜日

news: ダニール・トリフォノフ、12月の来日公演中止…

《ピアノカレンダー》更新のために最新情報をチェックしていたら、ダニール・トリフォノフの12月来日公演がキャンセルになっていた。理由は「本人都合」のようだが…。

チケットが発売になったらすぐに購入しようと思っていたのでショック…(**)!!

✏️【公演中止】ダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタル

✏️【公演中止のお知らせ】 ダニール・トリフォノフ ピアノ・リサイタル




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2018年5月12日土曜日

アルゲリッチ、キーシン、レヴァイン、プレトニョフの4台ピアノ!

昨日の記事《フロリアン・ノアック(Florian Noack)現代のリスト!?》を書いているときに見つけた動画が凄かった!

バッハの「4台のピアノのための協奏曲」BWV1065 なのだが、そのメンバーが超がつくほど豪華なのだ。


2018年5月11日金曜日

フロリアン・ノアック(Florian Noack)現代のリスト!?

フロリアン・ノアック(Florian Noack)、面白い!

とりあえず第一印象だけで私の「お気に入り」ピアニストに入れておこうと思った ♪

面白いポイントは2つ。一つは "transcription"。いろんな曲をピアノソロに編曲するのが大好きらしいのだ。もう一つは選曲。リャプノフ、アルカン、メトネル、ドホナーニといった作曲家の作品を好んで演奏するらしい。



2018年5月10日木曜日

news: アルゲリッチの新しいフェスティバル?

マルタ・アルゲリッチのルガーノ音楽祭がなくなってとても残念だったのだが、"the Hamburg Symphony"(ハンブルク交響楽団?)と一緒に新しい音楽祭を立ち上げることになったようだ(↓)。

✏️Martha Argerich gets a new festival


詳細は不明だが、ダニエル・バレンボイムとの4手連弾や、ミーシャ・マイスキー、トーマス・ハンプソン、イヴリー・ギトリスなどとの共演もあるらしい。

6月25日からスタートすると書いてあるが、…としたら、もう少し情報があってもいいと思うのだが…。(もうちょっと情報を探してみるか…)



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2018年5月9日水曜日

▼ブラームスのピアノソナタ3番第2楽章、鋭意?譜読み中 ♪

ブラームスのピアノソナタ第3番 第2楽章、譜読みを始めてから実質1週間ほど。5月連休を実家で過ごしていて、少なからず気もゆるんでいて、練習時間もやや少なめになっており、進捗はあまり芳しくはない。

とはいえ、いちおう最後まで譜読みをした。と言っても、何となくこんな感じ…というのが分かるくらいには弾いてみて、指使いの感触もほぼつかめたかな…というレベル。

で、第一印象?としては「予想以上に手強そう…(^^;)」という感じ。「難所」認定のオンパレードになりそうな予感がしている。

2018年5月8日火曜日

ポリーニの息子ダニエレ・ポリーニ(Daniele Pollini)CDデビュー ♪

マウリツィオ・ポリーニの息子、ダニエレ・ポリーニがピアニストとして「イタリア・ユニバーサルよりソロ・デビューします」という少し前の記事(↓)を見つけた。

✏️ダニエレ・ポリーニ・デビュー~ショパン、スクリャービン、シュトックハウゼン:ピアノ作品集

ポリーニの息子がこんなに立派になっていたとは知らなかった。…で、興味を引かれたのはむしろ「親子共演」という部分(↓)。

2018年2月に発売された父マウリツィオ・ポリーニのドビュッシー・アルバムにおいて、ピアノ・デュオ作品「白と黒で」で親子共演を果たしたダニエレ・ポリーニ(1978~)…



2018年5月7日月曜日

ウカシュ・ヴォンドラチェック(Lukáš Vondráček)私は合わない…

今年の来日ピアニストの中で知らないピアニストの音源を順番に聴いている。
《2018年来日ピアニストのチェック(続)》

これまでに聴いたのは13人ほど。アンナ・ヴィニツカヤマルティーノ・ティリモアンドレ・ラプラントガブリエラ・モンテーロなど何人かのお気に入り候補も見つけた。

で、今回聴いたウカシュ・ヴォンドラチェック(Lukáš Vondráček)は、14人目にして初めて「このピアニストは好みではない」「私には合わない」と自信を持って?言えるピアニストだ。それだけ個性的と言えるのかも知れないが…。



2018年5月5日土曜日

LFJ: マリー=アンジュ・グッチ、とても良かった♪…らしい…

昨日はずっと楽しみにしていたマリー=アンジュ・グッチのリサイタル(@ラ・フォル・ジュルネ)。…だったのだが、故(ゆえ)あって残念ながら私は行けなかった…。

まぁ、大した「故(ゆえ)」ではなく、久しぶりに実家に帰って、庭仕事の手伝いなどをしているだけなのだが…。下の写真はその成果?の一部(ポンカンの木の剪定、インゲンの植え付けと支柱立て、トマトの植え付け)です…(^^;)。



2018年5月4日金曜日

ペーター・レーゼル(Peter Rösel)瑞々しい正統派ピアニズム ♪

ペーター・レーゼル(Peter Rösel)はドレスデン生まれのドイツのピアニスト。「知る人ぞ知る旧東ドイツの名ピアニスト」だそうだ。私は知らなかったが…(^^;)。

1945年2月2日生まれなので73歳になるが、今年1月の演奏(YouTube)を聴くと、まだまだお元気そうで、実に若々しい演奏である。



2018年5月3日木曜日

news: ユジャ・ワンがリサイタルをキャンセル

ユジャ・ワンが、5月にロサンジェルスで予定されていたリサイタルをキャンセルしたようだ。理由は病気のため(due to illness)となっている。

ポートランドのリサイタルはキリル・ゲルシュテイン(Kirill Gerstein)が代役を務めるようだ。

✏️Sicklist: Yuja’s out


ペライアも休養中だし…。

《news: ペライア、6月のリサイタルもキャンセル》


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リーズ国際ピアノコンクールにベレゾフスキーの娘が ♪

リーズ国際ピアノコンクール、第1ラウンドの結果(第2ラウンドに進む24人)が1日に発表されている。その中に、ボリス・ベレゾフスキーの娘、エヴリン・ベレゾフスキー(Evelyne Berezovsky、1991年モスクワ生まれ、27歳)が出場するらしい。…というのを次の記事で知った。

✏️Leeds names 24 finalists

2018年5月2日水曜日

究極の「伴奏ピアニスト」コレペティトア?

少し前になるが、《ピアノ界はソロ偏重?…聴衆(私)も?》という記事を書いた。このときに、オペラ伴奏のピアニストが副指揮者のような凄いことをやっているのを知って、本当に驚いたのだが…。

実は、バレエの世界にも同じようなピアニストがいて、それが日本人女性で、ウィーン国立歌劇場で活躍されている、という記事(↓)を読んで2度びっくりした。

✏️舞台裏へようこそ