2015年5月31日日曜日

ベートーヴェン:ソナタ第27番第2楽章、一応終了…

4月・5月と2カ月間がんばってきたベートーヴェンのソナタ第27番第2楽章であるが、昨日で一応「終了」することにした。「修了」とは言えないレベルではあるが、これが、まぁ今の実力ということで…。

一通り、振り返りをしておくことにする。

2015年5月30日土曜日

8月 アルゲリッチ、1〜2月 バレンボイム来日!

5月に「別府アルゲリッチ音楽祭」や「しいきアルゲリッチハウス完成公演」で来日していたアルゲリッチだが、8月には広島交響楽団「平和の夕べ」(広島・東京) への出演が決まったようだ。




2015年5月29日金曜日

児玉 桃:いい弾きっぷり ♪(お薦め日本人ピアニスト)

少し前から、日本人ピアニスト35人の演奏を聴き始めている。その中で、お気に入り候補をときどき(不定期で)ご紹介しようと思う。今日はその第一回目。児玉 桃さんである。


なお、「お薦め日本人ピアニスト」というタイトルにしてあるが、個人的な好みに基づくものであるし、YouTube という限られた音源(とくに日本人の演奏は少ないかも…)による判断なので、実態は、私自身の「お気に入り候補」くらいの意味である。


Momo Kodama, pianist Photo: Marco Borggreve

2015年5月28日木曜日

キット・アームストロングのレビューを読んで

図書館で「音楽の友」5月号をパラパラめくっていたら、キット・アームストロングのリサイタル(3月5日、浜離宮朝日ホール)のレビュー記事が目に入った。このリサイタルは、聴きに行ってとても満足したものだったので、気になって読んでみた。



2015年5月27日水曜日

ドビュッシー、弾いてみたが…

一昨日の記事《次の練習曲はドビュッシー・・・かな?》であげた曲をチェックしてみた。

難易度14〜18の10曲(7曲は18レベル)と〈月の光〉(難易度19)の楽譜を見ながら、感触を確かめてみた。思ったより(思った通り?)手強い。カッコつき数字は難易度、書いていないものは18。

2015年5月26日火曜日

ピアノ曲を暗譜するとはどういうことか?

我が家では、ピアノ曲の「暗譜」について長年の論争がある。というと大げさだが、私とカミさん(元音大生)の暗譜に対する認識の違いがあって、今でもたまに話題に出ることがある、という程度のことだ。

でも、ピアノをちゃんと習って練習してきた人(カミさん)と、大人になって素人学習した初心者(私)の、演奏の仕方?の違いが垣間見えて、ちょっと面白い。

2015年5月25日月曜日

次の練習曲はドビュッシー・・・かな?

あと一週間ほど、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番第2楽章を練習して、ある程度のところまでは仕上げ?たいのだが…。気持ちは半分くらい次の選曲に行っている。いろいろ聴いていると、どうしても弾きたい曲・弾けそうな曲のことを考えてしまうのだ。

そんな中で、最近気持ちの中で浮上してきているのが…、やはり?ドビュッシーなのだ。

2015年5月24日日曜日

日本人ピアニスト35人チェック開始 ♪

2カ月かけて海外のピアニスト50人を YouTube で聴いて、さすがにちょっと疲れた。…ので、日本人ピアニスト35人を聴き始めるのが遅くなってしまったが、数日前からボチボチ始めている。

50人を聴いた結果は、


日本人ピアニスト35人の一覧表(とその結果)は、


2015年5月23日土曜日

50人のピアニスト・チェック結果…

50人のピアニスト・チェックを終えたので、まとめ記事を書こうと思っていたのだが、ちょっと力尽きてしまったので、もう一つのブログ『ぴあのピアノ』に書いた感想文的な記事へのリンクで代替させて頂くことにしたい。

《50人のピアニストを聴いて思ったこと》

一応、お気に入り度 "A"と"A-" のピアニストの一覧表は、この記事の文末に付けてある。ちなみに、"A" が5人、"A-" が17人であった。


なお、このあと『日本人ピアニスト37人』のチェック結果を下記記事にまとめてある。

《日本人ピアニスト37人聴いてみた+結果→お気に入り♪》



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[2015年来日ピアニスト](公演カレンダー4)

2015年来日予定のピアニストのリサイタル・カレンダーその4(5/23更新)。

個人的なメモに近いものなので、開催場所はほぼ関東圏、ピアニストは私の趣味で(一部日本人ピアニストも含む)選んでいる。また、誤記などあるかも知れないので、その辺はご容赦を…。


2015年5月19日火曜日

50人のピアニストを聴いて思ったこと

一週間ほど前に、50人のピアニストを聴き終えて、結果的に5人がお気に入り有力候補("A"ランク)となった。そのほかに、"A-"ランクが17人いたので、半数近くが私の好みの演奏かそれに近い演奏を聴かせてくれたことになる。文末の表は、チェック結果から "A"と"A-" を抜き出したものである。

今回は、ピアニストについてではなく、2カ月間、いろんなピアニストの演奏を聴く中で感じたことを書いてみようと思う。

2015年5月18日月曜日

楽器店のピアノ展示会:体験レポート

楽器店主催のピアノの展示会に行ってきた。たぶん、生まれて初めての経験である。それほど期待して行った訳ではなかったのだが、その割には半日けっこう楽しめた。

2015年5月15日金曜日

近況:ピアノ・ソナタあと2週間で…

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番第2楽章、なかなか弾けるようにならない(難易度は28段階中の23! 上級ランク…(^^;)…)が、5月末まであと2週間、とにかく頑張ってみることにした。作戦立てなくっちゃ!

2015年5月14日木曜日

ショパン・コンクールの事前審査を聴いて:いい演奏とは

昨日、《左手の表現力?:ショパン・コンクールを聴いて》という記事を書いたが、実は「左手の表現力」以外にもいろいろと考えさせられることがあった。

ここ一週間ほど、ほぼ毎日ショパン・コンクールの事前審査の音源を、少しずつ聴いている。「いい演奏とは何か?」を考えるいい機会になったので、少し整理しておきたい。

2015年5月13日水曜日

左手の表現力?:ショパン・コンクールを聴いて

このところYouTubeの公式チャンネルでショパン・コンクールの事前審査の演奏を聴いているのだが、その中で気がついたことがある。

それは、ピアノ演奏における左手の重要さ、ということ。「左手の表現力」と言ったほうがより正確かもしれない。

きっかけは、あるピアニストの演奏(ノクターンだったと思う)で左手の伴奏が耳障りであったこと。決して、音が大きいとか乱暴な弾き方をしているわけではないのだが、なぜか耳についたのである。

2015年5月12日火曜日

「聴いてみたいピアニスト50人」チェック結果5

《聴いてみたいピアニスト50人:「ピアニストの系譜」から》のチェックがやっと終わった。3月14日のイリーナ・メジューエワから始まって、昨日聴いたアダム・ハラシェヴィチまで約2カ月の長い行程であった。

途中、少し「面倒だな〜」という気分になったこともあった(とくにいい演奏に恵まれない時期とか…)が、おおむね楽しい時を過ごすことができた。いろんな発見もあり、「いい音楽(演奏)とは?」を考えるきっかけにもなり、面白かった。そのあたりの感想文も書いてみたいが、今日はとりあえず最後の6人のご報告。

アダム・ハラシェヴィチ:A-(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

アダム・ハラシェヴィチ

(ポーランド、Adam Harasiewicz)


ご高齢(83歳)なのであまり期待していなかったが、最初に聴いたショパンのノクターンが実に良かった。個人的に聴きなれたアシュケナージとはもちろん違うのだが、これはこれで好きな演奏だ。ただ、YouTube上にはショパンばかりで、他の作曲家の演奏が聴けなかったのはちょっと残念。
どんな人か調べてみてびっくり。「1955年、ワルシャワで開催された第5回ショパン国際ピアノコンクールで、ウラディーミル・アシュケナージを抑えて優勝を果たし…。アシュケナージがコンクールで2位になったことに納得のできなかった審査員のミケランジェリが抗議として審査員を降板するという騒動も…」という人であった。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月11日月曜日

2015年チャイコフスキー・コンクール出場者4人 ♪

昨日、《2015年ショパン・コンクール出場者12人 ♪》を調べていて、そういえば、チャイコフスキー国際コンクールがもう1カ月ちょっと(6/15~7/3)に迫っていることに気がついた。久しぶりに公式サイトを見たら、カウント・ダウンの表示(↓)が出ている。


スティーヴン・コヴァセヴィチ:A-(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

スティーヴン・コヴァセヴィチ

(アメリカ、Stephen Kovacevich)


シューベルトのソナタ D.960、悪くない。ベートーヴェンの「悲愴」ソナタはいい。特に第1・第3楽章、ちょっと飛ばしすぎのような気もするが、気持ちいい。第2楽章の音色がもう少し魅力的であれば完璧なのだが。バッハのパルティータ4番は2曲だけだが、好みの演奏である。
どこかで聞いたような名前、見たような顔だと思って調べたら、アルゲリッチと一時期結婚?していて、娘のステファニーさんは写真家・映画監督であった。
《秀逸!人間アルゲリッチを描き出したドキュメンタリー映画》
また、今年2015年のロン=ティボー国際コンクール(ピアノ部門)の審査員長でもある。
《国際ピアノ・コンクールの審査員たち ♪》

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月10日日曜日

2015年ショパン・コンクール出場者12人 ♪

先月、ショパン国際ピアノ・コンクールの出場者84人が発表され、その中に日本人(女性)12人が含まれていた。本番(第1次審査)が始まるのは10月の初めであるが、それまでにこの12人の予備審査での演奏を聴いてみようと思っている。

「ショパン・コンクールの公式サイト(competitors)」からも、「YouTubeの公式チャネル」からも聴く(見る)ことができる。

これまで、ピアノのコンクールといえばいつ行われたかも知らず、たまたま日本人が入賞してニュースになったりして初めて知ることが多かった。今回は、せっかくピアノに興味を持って練習しているファンとして、少し真面目に?ショパン・コンクールを観戦してみようと思う。

ブルーノ・レオナルド・ゲルバー:B-(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

ブルーノ・レオナルド・ゲルバー

(アルゼンチン、Bruno Leonardo Gelber)


ソロの音源は少ない。ベートーヴェンの「月光」ソナタを聴いてみたが、とくに感じるところはなかった(太い指でよく弾けるなぁ、という驚き以外は…)。2つ目に聴いたN響とのラフマニノフの協奏曲も普通…。「アルゲリッチ、バレンボイムとともにアルゼンチンを代表する国際的ピアニスト」という紹介が表示されるが、納得できない。たぶん、全盛期にはいいピアニストだったのだろう。


総合評価:B- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月9日土曜日

エドワード・アウアー:-(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

エドワード・アウアー

(アメリカ、Edward Auer)


YouTube上では音源が少ないため、今回は評価なしとする。ご高齢になると、YouTubeの動画もインタビューや公開レッスンやワークショップが増える傾向にあるのかも知れない。


総合評価:- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月8日金曜日

近況:ベートーヴェンのソナタ第27番:「回転」技など

ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第27番第2楽章、相変わらず苦戦中である。

前回(4/29)の報告《近況:ベートーヴェンのソナタ第27番 後半の難所!》の状況と、基本的には変わっていない。つまり、あまり進歩がない。4つあげた「当面の課題」(下記)も健在?である。
  1. 暗譜が最初の3ページから進まない
  2. 暗譜して「弾けそうな」部分もミスタッチが減らない
  3. 最後の3ページの譜読みがなかなか進まない
  4. 難所その2が思ったより手ごわい(難所その1も未完)

リチャード・グード:A-(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

リチャード・グード

(アメリカ、Richard Goode)


ベートーヴェンの「悲愴」ソナタを聴いた。自分でも練習したし、バレンボイム等の演奏をさんざん聴いた曲だ。悪くはないが、細かいところで私のイメージとは違う。ダイナミック・レンジの幅がやや物足りない。もう1曲ベートーヴェンのソナタ。いま練習している第27番。なかなかの演奏だ。いい感じである。
次にショパンを聴いてみた。「Polonaise-Fantaisie」、なかなかいいかも知れない。変な言い方だが、あまりショパンらしくない。ややふくよかな、豊かな響きの健康的なショパン。他の曲もそうなのか、スケルツォの4番を聴いてみた。同じ印象、なんだか気に入りそうだ。もう少し聴いてみたい気がするショパンだ。

総合評価:A- (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月7日木曜日

「どこまでがドビュッシー?」を読んで

ラ・フォル・ジュルネに行って、そのレポートなどを書いているうちに、少し前に読んだ『どこまでがドビュッシー?』(青柳いづみこ著)という本の読書メモを書きそびれてしまった。

読んだ内容の記憶も薄れてきたので、今回は感想文のような随想のようなものを書くことにしたい。



ネルソン・フレイレ:B+(Pianist Check)


 ピアニスト・チェック →《ピアニスト一覧表》

ネルソン・フレイレ

(ブラジル、Nelson Freire)


この人も有名なピアニストの一人である。が、これまで演奏を聴いたことはあまりない。今回、いくつかの演奏を聴いてみた。それなりにいい演奏だとは思うが、選んで聴くほどではない、というのが正直な感想である。もしかすると、最近、ピアニストのレベルが上がってきて、よほど目立った演奏をしないと感動しなくなっているのかもしれない。たぶん、曲との相性もある。
ショパンの協奏曲第2番、演奏のタイプとしては好みである。いいと思うが、もう一度聴きたくなるほどではない。久しぶりに聴いた「月光」ソナタも悪くないけど、普通かな? ヴィラ・ロボスの曲は初めて聴く曲でちょっといいと思った。

総合評価:B+ (A: 良い、B: 普通、C: 好みじゃない)

2015年5月6日水曜日

LFJ2015:ゴルトベルク変奏曲の楽しみ方(講演会)

LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)初日の講演会「“ゴルトベルク”に灯る、バッハの情熱の火」(講師:澤谷夏樹)を聞いた。なかなか面白く、参考になった。



澤谷夏樹は、東京生まれの音楽評論家。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程修了。2003年から音楽評論を開始。2007年度「柴田南雄音楽評論賞」奨励賞、2011年度同賞本賞を受賞。共著に「バッハおもしろ雑学事典」「バッハ大解剖!」など。

✏️現代古楽の基礎知識(澤谷夏樹のブログ)

2015年5月5日火曜日

デュティユーのピアノ曲:ソナタなど

LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)でピアノのマスタークラスに参加した。そのときの曲目が、デュティユーのピアノ・ソナタの 第3楽章「コラールと変奏」であった。


2015年5月4日月曜日

LFJ2015:ピアノ・マスタークラス:デュティユーのソナタ

LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)の初日、ピアノのマスタークラスに参加したので、その報告。講師はエマニュエル・シュトロッセ。曲はデュティユーのソナタ 第3楽章「コラールと変奏」。


2015年5月3日日曜日

ラ・フォル・ジュルネ 2015 [まとめ]

ラ・フォル・ジュルネ(LFJ / La Folle Journée / ラフォルジュルネ) も今年で3回目、毎回新しい発見があって、面白く楽しませてもらっている。過去記事のリンク集を作成したので、ご参考まで。

2015年5月2日土曜日

ラ・フォル・ジュルネ初日堪能 ♪&マスタークラス予定

今日、いい天気のなか、LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)の初日を一日楽しんだ。今回は、ピアノ・ソロではなくピアノ四重奏曲を(たぶん)生まれて初めてナマで聴いた。

予定になかった講演会「“ゴルトベルク”に灯る、バッハの情熱の火」(講師:澤谷夏樹)も、カミさんの希望で聞くことにした。これが11時からで、その整理券をもらうのに9時半に行かなくてはならないので、朝から有楽町に出かけることになった。

2015年5月1日金曜日