通称「失くした小銭への怒り」で知られる曲だが、正式名称ではない。
Op.129
🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
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🎼 List of works by Ludwig van Beethoven
ベートーヴェンが自筆譜(1795~98年)に残した書き込みは "alla ingharese quasi un capriccio" だけで、「ハンガリー風の奇想曲のような」ほどの意味。
出版されたのは死後の 1828年で、このとき出版者のアントン・ディアベリが、伴奏や強弱など多くの未完部分を補筆したものと思われる。
「失くした小銭への怒り」という言葉は、第三者が自筆譜に書き込んだもののようだ。また「ロンド」と呼ばれているが、厳密にいうとロンド形式とも言い切れないらしい。
以上、主な出典は下記 3つの記事。
✏️「ロンド・ア・カプリッチョ」――正式名称は不明? 通称《失くした小銭への怒り》(ONTOMO)
✏️失われた小銭への怒り(Wikipedia)
YouTube には色んなピアニストの演奏が上がっている。ソコロフのキビキビした、メリハリのある演奏が気に入った ♪
ヴァディム・ホロデンコの、ちょっとゆったりした演奏(↓)も雰囲気があってなかなかいいと思った ♪ このテンポだと細かい音型などが分かりやすくて面白い。ソコロフの 5分37秒に対して、こちらは 7分33秒。
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