ピアノを弾くことを趣味にして以来、10年以上悩み続けているのが「選曲」の考え方。つまり、「難しくても弾きたい曲に挑戦」するか「自分の実力にあった曲を練習」するか?…というせめぎ合いである。
私の場合、「聴いて楽しむ」から「自分でも弾いてみる」という流れで来たので、弾きたいと思う曲はどうしても難しい(弾けない?)曲になってしまう。
ところが、今練習している 2曲で、ヒントのようなものが見つかったかも知れない ♪

今練習しているのは次の 2曲。いずれも 16〜17世紀の古い曲で、ピアノをやっている人でも知っている人はほとんどいないかも知れない…(^^;)。
両方とも「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」の試し弾きで見つけた曲だが、最初はよく分からなかった。ただ、試し弾きしたときに、弾けそうだし、ちょっと面白いかも?…ということで、とりあえずやってみることにしたものだ。
…で、練習してみて、ある程度弾けるようになると、難易度としてちょうどいい(か、やや易しい?)ので、自分なりに表情の付け方を工夫したりできて、それが結構楽しい ♪
聴き(弾き)慣れてくると、曲としてもなかなかいい感じに思えてきた。
古い曲なので強弱記号や各種音楽用語なども書かれておらず、有名曲ではないので音源もほとんどない。
参考にする情報が少ないことで、自分で自由に発想できるというのが、私の場合にはメリットになっているようだ。
趣味のピアノなので、人前で弾くことは想定しておらず、自己満足できればそれで良し ♪…というスタンスなのだが、自分自身が聴き手だと思うと、今回はある意味「人前で弾くことを想定した練習」にもなっているかも知れない。
この記事(↓)は、昨年初めて人前でソロでピアノを弾いたときの感想。この中に書いている「人に聴いてもらえる曲」の「人」は、結局「自分」でしかないのだが…。
これまでの「弾きたい曲」は、基本的には聴いて「いいなぁ ♪」と思った曲で、ベートーヴェンのソナタだったり、バッハの「ゴルトベルク」だったり、ラヴェルやドビュッシーだったりするのだが、もれなく高難易度(素人には無理)というものである。
それでも、これまで何度かチャレンジして挫折に近い体験を繰り返している。1年かけてベートーヴェンのソナタ第31番を練習したこともある…(^^;)。
苦戦しても練習自体は楽しいので、これからもまた無謀な挑戦をするかも知れない…(^^;)。
でも、今経験している、自分の実力の範囲内で、自分の発想で表現などを工夫できて、その結果を自分でも楽しめる…というのはとても魅力的だ ♪
これまで、自分の実力に合った曲の練習が今ひとつ面白くなかったのは、曲自体の魅力もあるだろうと思う。なので、結局は「曲探し」ということになる。
今回はたまたま自分で満足できる曲(曲自体も難易度も)に出会えた訳だが、そういう曲をどうやって探すか?…という問題は残る。
自分にとって新鮮で、面白味(弾き心地、結果としての音楽の魅力など)があって、難易度としても私の実力の範囲内で…というと、さてどこを探したらいいものやら…(^^;)?
初心者・中級者向けの「ピアノ曲集」などで探せないことは、これまでの経験で十分に分かっている。
「耳タコ」問題で四苦八苦していたときに分かったのは、今自分が魅力を感じているのは「バッハ以前」の古い音楽と、現代のピアノ曲の一部である…ということだった。
今回も「バッハ以前」を探索する中で見つけた曲なので、もうしばらくその方向で探してみる…という手はありそうだ。
ただ、「フィッツウィリアム・ヴァージナル・ブック」の試し弾きで感じたのは、多くの曲が似たり寄ったり(同じような傾向)で、その中から魅力的な(…というか、私に合う)曲を見つけるのは、そう簡単ではないかも知れない…。
まぁ、いずれにしても、今はこれまでにあまりない感覚で楽しく練習できているので、この感じを今後も続けることができると嬉しい ♪
そのための「探索」も面白いものになるといいのだが…。
ご参考:これまでの「悩み」を代表する記事を【関連記事】(↓)に挙げておく。
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