上の表は下記の記事からお借りしてきたもの。こういう表を作ろうかと思っていたら、偶然にもこの素晴らしい記事(と表)を見つけたので、ありがたく引用させて頂いた。
モーツァルトのピアノ協奏曲を録音しているピアニストについても、基礎知識を得ることができた。「らでぃかるばっは」さん、ありがとうございます ♪
✏️【徹底比較】モーツァルト ピアノ協奏曲全集 名盤とおすすめ(らでぃかるばっは)
で、モーツァルトのピアノ協奏曲がいくつあるか?…に対する答えは冒頭の表に示されているように 21〜30 といういくつかの数え方が存在することになる。
簡単に解説すると…。
モーツァルトのオリジナルの「1台ピアノ用協奏曲」という意味では 21曲。
番号が付いているものは第1番〜第27番の 27曲であるが、これにはモーツァルトが 11歳のとき(1767年)に作った、他人の作品の編曲である第1番〜第4番と、 3台ピアノのための第7番と、2台ピアノのための第10番が含まれる。
オリジナルだけ含めるか、ソロピアノの協奏曲だけ選ぶか…などで数は変わってくる。
さらに、番号はついていないが、ヨハン・クリスティアン・バッハのピアノソナタを編曲した 3曲のピアノ協奏曲 K.107(1772年)がある。
そして、管弦楽とピアノという編成の作品として 2曲の「ピアノと管弦楽のためのロンド」(K.382、K.386)が存在する。
これらをすべて入れると最大 30曲ということになる。
…ということで、これから一つずつピアノ協奏曲を聴いて、お気に入りの演奏を探すなど「探索」を進めていこうと思っているのだが、その管理用に作品の一覧表(↓)を作った。
曲のタイトルにつけたリンク先は「探索」結果の記事へ。
ついでに、演奏回数や録音回数のランキング(人気)情報を見つけた(後述)ので、その 1位〜10位の番号も追加した。1️⃣〜🔟が上演回数、①〜⑩が録音回数の順位。
ピアノ協奏曲番号 K.番号「愛称」 人気 |
第1番 K.37(他人のソナタから編曲) |
第2番 K.39(他人のソナタから編曲) |
第3番 K.40(他人のソナタから編曲) |
第4番 K.41(他人のソナタから編曲) |
第5番 K.175 |
第6番 K.238 |
第7番 K.242「ロドロン」(3台ピアノ、2台用編曲あり) |
第8番 K.246「リュッツォウ」 |
第9番 K.271「ジュナミ」6️⃣ ⑥ |
第10番 K.365(2台ピアノ) |
第11番 K.413 |
第12番 K.414 🔟 ⑨ |
第13番 K.415 |
第14番 K.449 |
第15番 K.450 |
第16番 K.451 |
第17番 K.453 9️⃣ ⑦ |
第18番 K.456 |
第19番 K.459「第2載冠式」 |
第20番 K.466 2️⃣ ① |
第21番 K.467 5️⃣ ③ |
第22番 K.482 🔟 ⑩ |
第23番 K.488 3️⃣ ② |
第24番 K.491 1️⃣ ⑤ |
第25番 K.503 6️⃣ ⑧ |
第26番 K.537「戴冠式」4️⃣ |
第27番 K.595 6️⃣ ④ |
K.107-1〜3(J.C.バッハのソナタから編曲) |
ピアノと管弦楽のためのロンド K.382(第5番第3楽章別稿) |
ピアノと管弦楽のためのロンド K.386(第12番第3楽章別稿?) |
✏️モーツァルト 1756-1791 Mozart, Wolfgang Amadeus(PTNAピアノ曲事典)
演奏回数・録音回数のランキング(人気)情報の出典記事は下記。
✏️モーツァルト ピアノ協奏曲の旅~あなたは何番がお好き?(Jupiter)
二つの図を引用させて頂く。
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