それまでにピアノ協奏曲第1番〜第4番(1767年/11歳)、3つのピアノ協奏曲 K.107(1770〜1772年/14〜16歳)と、他人の作品の編曲で腕を磨き、満を持して取り組んだ作品…であったかも知れない?
第1、第2楽章にはモーツァルト自身によるカデンツァが二つずつ残されている。
J.C.バッハの影響を留めているという評価がある一方で、オリヴィエ・メシアンは「試作というには、あまりに見事な腕前」と評価し、アルフレート・アインシュタインは「独奏楽器とオーケストラの釣合、ならびに規模の点で、既にヨハン・クリスティアンをはるかに越えている」と絶賛している。(Wikipedia)
♪ Mozart Piano Concerto No 5 D major K 175 Alfred Brendel Neville Marriner ASMF
内田光子さんとイギリス室内管弦楽団の演奏もいい感じだ ♪
♪ Mozart - Piano Concerto No. 5 in D major, K. 175 (Mitsuko Uchida)
K.382 は、モーツァルトがこの協奏曲をウィーンで演奏する際に、ウィーンの聴衆により適したものということで作ったもので、初演では拍手喝采を受けたという。
「ロンド」という名前だが、実際には「主題と7つの変奏、カデンツァとコーダ」からなる変奏曲である。
これ(↓)はマレイ・ペライア(Murray Perahia、米、1947 - )による演奏。
♪ Rondo in D Major, K. 382: Allegretto grazioso
参考:
✏️モーツァルト :ピアノ協奏曲 第5番 ニ長調 K.175(PTNAピアノ曲事典)
✏️ピアノ協奏曲第5番 (モーツァルト)(Wikipedia)
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