2024年6月8日土曜日

▼ムソルグスキー「展覧会の絵」から:部分練習の真っ最中、お手本はプレトニョフ ♪

ムソルグスキー「展覧会の絵」の「プロムナード」「古城」を練習し始めてからすでに 2週間以上が経ってしまった。

元々よく知っている曲であるのと、指使いで悩む箇所がほとんどなかったため、譜読みはすぐに終わった。今は部分練習中で、そろそろ「暗譜」をしようかと考えている。




「プロムナード」の課題は「和音の連続」。これには、旋律を際立たせるというヴォイシングの問題も含まれる。

楽譜を見ながらではなかなかスムースに行かないので、とりあえず「暗譜」を優先することにした。合わせて、細かいフレージングとか、強弱・タッチを考え始めた。

参考にしているのはミハイル・プレトニョフの演奏(↓)。


前回、ユリアンナ・アヴデーエワの音源を参考にすると書いたが、色々聴き比べると、プレトニョフの弾き方が一番しっくりくるし、真似をするにしても分かりやすいと思った。

YouTube でみる限り、演奏しているピアニストはそれほど多くない。上の二人以外では、ホロヴィッツ、リヒテル、キーシン、チョ・ソンジン、ブニアティシヴィリくらい…。


「古城」はややもすると "molto cantabile e con dolore" に引きずられて遅くなりがちなので、早めのテンポと 6/8 のリズム感を意識している。"Andantino" なので "Andante" より速く、つまり「早歩き」の感じ?

あと、左手の「スラー + スタッカート」が、なかなかしっくりくる弾き方ができない。この "mezzo staccato" は「約 3/4 の長さで奏する」という解説もあるが無理…(^^;)。




「リモージュの市場」は 1ページ目だけやることにした。曲として仕上げるというより、この曲を使った「スタッカート+速いテンポ」という苦手克服の練習のつもりで…。




「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクトは順調に進んでいて、「音楽の捧げもの」を聴き終わり、最後の大曲「フーガの技法」を聴いているところ。

この辺りはあまり知らなかったので、それなりに時間をかけてお勉強…(^^;)…をした。

🌸は直感的なお気に入りマーク。🌼は元々気に入っていた曲。














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