ムソルグスキー「展覧会の絵」の「プロムナード」「古城」を練習し始めてからすでに 2週間以上が経ってしまった。
元々よく知っている曲であるのと、指使いで悩む箇所がほとんどなかったため、譜読みはすぐに終わった。今は部分練習中で、そろそろ「暗譜」をしようかと考えている。
「プロムナード」の課題は「和音の連続」。これには、旋律を際立たせるというヴォイシングの問題も含まれる。
楽譜を見ながらではなかなかスムースに行かないので、とりあえず「暗譜」を優先することにした。合わせて、細かいフレージングとか、強弱・タッチを考え始めた。
参考にしているのはミハイル・プレトニョフの演奏(↓)。
前回、ユリアンナ・アヴデーエワの音源を参考にすると書いたが、色々聴き比べると、プレトニョフの弾き方が一番しっくりくるし、真似をするにしても分かりやすいと思った。
YouTube でみる限り、演奏しているピアニストはそれほど多くない。上の二人以外では、ホロヴィッツ、リヒテル、キーシン、チョ・ソンジン、ブニアティシヴィリくらい…。
「古城」はややもすると "molto cantabile e con dolore" に引きずられて遅くなりがちなので、早めのテンポと 6/8 のリズム感を意識している。"Andantino" なので "Andante" より速く、つまり「早歩き」の感じ?
あと、左手の「スラー + スタッカート」が、なかなかしっくりくる弾き方ができない。この "mezzo staccato" は「約 3/4 の長さで奏する」という解説もあるが無理…(^^;)。
「リモージュの市場」は 1ページ目だけやることにした。曲として仕上げるというより、この曲を使った「スタッカート+速いテンポ」という苦手克服の練習のつもりで…。
「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクトは順調に進んでいて、「音楽の捧げもの」を聴き終わり、最後の大曲「フーガの技法」を聴いているところ。
この辺りはあまり知らなかったので、それなりに時間をかけてお勉強…(^^;)…をした。
🌸は直感的なお気に入りマーク。🌼は元々気に入っていた曲。
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