ピアノ協奏曲第12番 イ長調 K.414 の第3楽章の別稿という説もある。同時期に作られており、同じ「イ長調」であるのがその理由。
ただ、ピアノ協奏曲第12番 第3楽章の別稿という説にはやや苦しい点もある。
ピアノ協奏曲第11〜13番はオーケストラの代わりに弦楽四重奏とピアノでも演奏できるように作られているのに対し、 K.386 はチェロとコントラバスのパートが独立しているため、弦楽四重奏では対応できない。
なので、別の可能性、例えばまだ発見されてない、あるいは未完に終わった別のピアノ協奏曲の第3楽章として用意していた…等。
いずれにしても、単独で演奏しても魅力的な「コンサート・ロンド」だと思う。
マレイ・ペライア(Murray Perahia、米、1947 - )の演奏が良かった ♪
アルフレート・ブレンデル(Alfred Brendel、オーストリア、1931 - )も弾いている。
参考:
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