今年の目標はこの 3つ。
- Mein Klavierbüchlein を作る
- ピアノ界の「今」を知る
- これまでの課題をクリアする
以下、簡単に振り返ってみる。
1. Mein Klavierbüchlein を作る
"Mein Klavierbüchlein"(レパートリーブック)に入れる曲は次の 5曲になった。5曲もあればいいか?という気持ちとやや物足りないか?という気持ちと半々…(^^;)。
- J.S.バッハ:平均律第1巻第1番ハ長調 プレリュード(BWV846)
- ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」第1楽章
- C.P.E.バッハ:ソルフェジエット ハ短調
- ヘンデル:サラバンド(クラヴサン組曲第2集 HWV437 より)
- ショパン:プレリュード第6番 Op.28-6
この「レパートリー」の定義は「楽譜を見ながらであればいつでも弾ける『持ち曲』みたいな曲」ということであった。
で、そうなっているか、「楽譜を見ながらある程度のレベルで弾けるか?」というのを試してみた。結果は惨憺たる状況。ある程度まともに弾けたのは 1. バッハのプレリュードと、4. ヘンデルのサラバンドくらい。
要は「初見」とあまり変わらないレベルに戻っている…(^^;)。練習量から考えると、まぁ、そんなものか…という気もする。
なお、出来たらいいな…というレベルで「自作曲があるとカッコいい(かな?)」ということを書いていたのだが、これは見事に挫折…というか努力の跡さえ見られない…(^^;)。
2. ピアノ界の「今」を知る
この目標には、大まかに言うと 3つのことが含まれていた。
- 現代作曲家や現代ピアノ曲(《鍵盤音楽史:現代》の続き)
- 期待している若手ピアニストの成長
- ベテラン・ピアニストの意欲的な取り組み
A.〜C. のそれぞれに関連する記事(↓)を拾い出してみると、結構たくさんある。引越し記事と同じように(個人的な)おすすめ記事に🌸マークをつけてみた…(^^;)。
A. 現代作曲家や現代ピアノ曲
B. 期待している若手ピアニストの成長
C. ベテラン・ピアニストの意欲的な取り組み
3. これまでの課題をクリアする
- 正しい弾き方の習得
- 基礎練習の積み重ね
- 止まらずに弾くこと
- レパートリーを持つこと
- 弾きたい曲(難しい曲)を弾く
1. 2. あたりは、ハノンの第41番(全調アルペジオ)、第42番(減七のアルペジオ)、第43番(属七のアルペジオ)を毎日 10分間程度、1年を通じて続けることは出来た。効果のほどは定かではないが…(^^;)。
3. の「止まらずに弾くこと」も「レパートリー」5曲の中ではある程度できた。
バッハの「平均律第1巻第6番の前奏曲」と「ゴルトベルクの第18・第19変奏」でも、あと一歩で止まらずに弾けそうな感触はあるのだが、そのためにはもう一段「弾ける」ようにしなくてはならないと思う。
4. の「レパートリー」は 5曲(実質 2曲)で一応 OK としておこう…(^^;)。
5. の「弾きたい曲を弾く」は、「無理を承知しながらも何としても練習したい曲」という意味では、バッハの編曲もの 2 曲、A.ストラダル編曲の「トリオソナタ第4番第2楽章」と E.ダンベール編曲の「パッサカリア」がそれに当たる。
ゴルトベルクの 2つの変奏曲もそのつもりだったが、思ったよりは易しかった。これは、来年の目標「弾きたいピアノ曲に挑戦する」につなげて、もう少し難しい変奏曲(とアリア?)に取り組んでみようと思っている。
おまけ。「番外編」としてボチボチ勧めてきた「旧ブログ記事の引越し」作業は 10月に完了した。旧ブログ記事へのリンクもほとんどは修正できたと思うので、旧ブログ『ぴあのピアノ』も 12月21日に閉鎖した。
…ということで、1年の途中ではピアノの練習もブログの更新も停滞気味の時期もあったのだが、こうして振り返ってみるとそんなに捨てたものでもないなぁ…と思う…(^^;)。
止まらずに弾くことも、比較的易しい曲については、十分に練習すれば可能なことも実感として分かってきたし、音符を並べるだけの練習から、もっと表現しようという気持ちにもなることが出来た。
「表現」と言っても、当面は「プロの演奏の真似」が中心ではあるが…(^^;)。
まぁ何と言っても、少しだけレベルアップした?来年の目標(↓)につなげることが出来たことが嬉しい ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿