2023年10月8日日曜日

ショパン国際ピリオド楽器コンクール記念コンサートのアルゲリッチ ♪

第2回ショパン国際ピリオド楽器コンクールが始まっている。コンクール自体はファイナリストが決まってから聴けばいいか?…と思っていたのだが、Inaugural Concert にアルゲリッチが出演するというので、YouTube のアーカイヴ音源を聴いてみた。

♪ Extraordinary Inaugural Concert of the 2nd International Chopin Competition on Period Instruments

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番。これがとても素晴らしい演奏で、さすがにアルゲリッチはピリオド楽器でも「女神」だった…(^^)♪




上の音源でアルゲリッチが登場するのはタイムスタンプ "1:34:05" あたりから。使用楽器はエラール(Erard Paris 1858)。




手のアップを見ていると、モダンピアノとは少し違う弾き方をしているようにも思えるが、本当のところはよく分からない。

ただ、楽器の持つ能力を最大限に引き出すような弾き方をしているのだろうな…とは想像できる。何といっても、出てくるピアノの音が素晴らしい。もちろん演奏(解釈)も…♪


この音源には、川口成彦さんも("15:20" あたりから)登場していて、このコンサートのために藤倉大さんが作曲した "Bridging Realms for fortepiano" という作品を初演している。

短い曲だが、なかなかいい感じで、ピリオド楽器に合っているのかなと思った。

あと、第1回コンクールで優勝したトマシュ・リッテル(Tomasz Ritter)は、アルゲリッチの前にベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を弾いている。


なお、このコンサートにはブルース・リウも出演していて、ベートーヴェンの "Fantasy in C minor for Piano, Mixed Choir and Orchestra, Op. 80" を演奏したようだが、この部分は配信(録画)されていない。今回はなぜかベートーヴェン特集…?

アンコールでは、アルゲリッチ、ブルース・リウ、トマシュ・リッテルの 3人で 6手連弾をやったようだ。




コンクールの方は、Stage I がそろそろ終わるので、明日の朝あたりには Stage II に進む 15名が発表されるはずだ。



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