一昨日の《2021年ぴあのピアノ10大ニュース(1/2)》に続いて、『ぴあのピアノ』の記事からの 10大ニュース。今日は 6位から 10位。
6位は、コロナ禍の中で、怪我をしながらも頑張っている 77歳のピリスさん…と、80歳とは思えない活躍をしているアルゲリッチ ♪
つい最近(昨日…)聴いたお二人のモーツァルトが本当に素晴らしかった。
この二人にはまだまだ頑張って、聴く者を幸せにする音楽を届けてほしいと思う ♪
7位は、コロナ禍の中で頑張っている上原ひろみの名曲 "Silver Lining Suite"。
上原ひろみはジャズピアニストということになっているが、そういう既成ジャンルの枠にとどまらないポテンシャルを持ったピアニストであり作曲家であると思う。
彼女はこの 2年間のコロナ禍の中で、多くのライヴを含む音楽活動を続ける努力を、仲間を巻き込みながら継続している。大したものだと感心する。
そんな中で彼女が新しく作曲した "Silver Lining Suite" が本当に素晴らしかった ♪ ジャズ分野で言うと「ピアノと弦楽四重奏のセッション」になるのかも知れないが、これはれっきとした「ピアノ五重奏曲」、現代クラシック音楽の名曲だと思う…(^^)♪
8位は、新しく発見されたモーツァルトのピアノ曲 "Allegro in D K626b/16"。
モーツァルトの 265回目の誕生日(1月27日)にザルツブルクの "Great Hall of the Salzburg Mozarteum Foundation" で、チョ・ソンジンによって世界初演されている。
作曲時期は「1773年の早い時期に書きはじめられ、三回目のイタリア旅行からザルツブルクに戻る頃に完成されたのではないか」と推定されている。
9位は、国際ピアノコンクールでの日本人ピアニストの活躍 ♪ 今年はショパンコンクール以外でも、国際ピアノコンクールで日本人の入賞が多かった。
とくに、クララ・ハスキル国際ピアノコンクール 19歳の中川優芽花が優勝したのにはビックリしたし嬉しかった。まったく名前を知らないピアニストだったし、19歳と若く、第二の藤田真央になるかも知れない…(^^)♪
その他、《2021年の主なコンクール》で見ると、日本人入賞者は 4人もいる。
モントリオール 2位:千葉遥一郎
ルービンシュタイン 2位:桑原志織
エリザベート 3位:務川慧悟
リーズ 2位:小林海都
また、記事にはしなかったが、安並貴史さんがシューベルト国際コンクールで優勝している ♪
✏️シューベルト国際コンクールで安並貴史が優勝(ぶらあぼ)
そして 10位は、いくつかの国際ピアノコンクールの慌ただしい?状況。
ロンティボー国際コンクールは、なくなるかも知れないという危機を乗り越えて?、どうやらピアノとヴァイオリンだけで「新装開店」するようだ。
ロシアは、例によって?(たぶん)急ごしらえの「ラフマニノフ国際音楽コンクール」(ピアノ、指揮)を 2022年 6月に始めるようだ…。
10月に一部で記事が出ているが、来年 6月開催なのに「応募要領」なども含めて詳しいことは何も発表されていない。
そして、今年開催が見送られた(中止された)浜松国際の次は 2024年…。
…ということで、ホントに「光陰矢の如し」の一年だった。
新型コロナのせいでこの 2年間、まったく生活のリズムや調子が狂っていると感じる。何につけ気持ちが萎縮しているような…。
そんな中でも、趣味のピアノやクラシック音楽に関しては、細々ながらも自分なりに楽しめたと思う。バッハの作品を 100曲聴くという目標も達成目前だし…(^^)♪
来年は、リアルのコンサートなど、もっと自由に生活できるようになるといいと思う…。
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