たぶん初めて聴いたのだが、最初から気に入ってしまった ♪ リズミカルで楽しそうでありながら落ち着いた雰囲気もある。Wedding Music の CD に入っていたりする…(^^)♪
BWV1051
🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia
*
*
「ブランデンブルク協奏曲」(Brandenburgische Konzerte)については、Wikipedia などのネット情報が沢山あるので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ…(^^;)。
落ち着いた印象の一つの要因は、弦楽合奏でありながらヴァイオリンが入っていないことにあるかも知れない。2本のヴィオラが活躍する。
楽器編成としては、独奏楽器群と合奏楽器群の区別がなく、ヴィオラ(ヴィオラ・ダ・ブラッチョ)とヴィオラ・ダ・ガンバが 2本ずつとチェロ、そして通奏低音としてヴィオローネ(double bass)とチェンバロが加わる。
第2楽章(Adagio ma non tanto)ではヴィオラ・ダ・ガンバは完全休止。ブランデンブルク協奏曲の中で唯一、長調の緩徐楽章。ヴィオラのカンタービレが美しい。
ちなみに、ヴィオラ・ダ・ブラッチョの「ブラッチョ」というのは「腕」のことで、ヴィオラ・ダ・ガンバの「ガンバ」は「脚」のこと…だそうだ。
「腕のヴィオラ」ヴィオラ・ダ・ブラッチョは現在の「ヴィオラ」に当たる。
最初に聴いたオランダバッハ協会の演奏がとても気に入って、そのあと聴いたいくつかの演奏が今ひとつ面白くなかった…(^^;)。躍動感と気品みたいなものの合体が見事 ♪
佐藤俊介が第1ヴィオラを担当している。
そして、これ(↓)が "Classical Wedding Music" という CD に入っているコレギウム・ジャパンの演奏。CD には全楽章が収められている。ややおとなしめの演奏。
CD に収録された曲の一覧は下記に…。
✏️Classical Wedding Music(Tower Records)
ところで、第1楽章冒頭のテーマであるが、16分音符が連続して刻まれる音型だと、何も考えずに思っていた。…のだが、実は下記楽譜のように…。
2本のヴィオラが「8分音符1つ分ずつずれて追いかけるトリッキーな動機」になっていることを、この記事(↓)ではじめて知った。この記事の筆者は「バッハとしては冗談の域なのでしょう」と書いているが、本当はどうなんだろう…(^^;)?
✏️ブランデンブルグ協奏曲 第6番 変ロ長調 BWV1051(祐仙の自己満足の自己愛わーるど)
0 件のコメント:
コメントを投稿