12月16日に、ダニエル・ハーディングが指揮するスイス・ロマンド管弦楽団と、モーツァルトの「2台ピアノのための協奏曲 K365」を弾いたもの。
そして、もちろん演奏も素晴らしい ♪ それぞれに個性的な格別のピアニストで、そのピアニズム(弾き方や音色や感性や…)も異なるのに、実に見事なアンサンブルである。
同じフレーズを交互に弾くあたりや、カデンツァで二人の音だけで音楽が進むあたりは、その違いと調和が同時に感じられて、とても面白い ♪
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…と、言葉で伝えるのは無理なので、興味ある方は YouTube 動画をどうぞ…(^^)♪
♪ Martha Argerich et Maria João Pires - Concerto pour deux pianos de Mozart, dirigé par Daniel Harding
アンコールは、モーツァルトの「4手のためのソナタ K521」の第 2楽章。
指揮者のダニエル・ハーディングが譜めくりをしている。見ていて何の違和感もないのは、80歳のアルゲリッチと 77歳のピリスさんが弾いている側で 46歳のダニエルくん?が「譜めくり」をしているからだろう…(^^;)。
それにしても、お二人の鍛え抜かれた「4手」は見応えがある ♪
それにしても、ピリスさん、怪我から完全復帰のようで本当によかった…(^^)。9月に転倒して怪我をしたというニュースを見たときは心配したのだが…。
✏️マリア・ジョアン・ピリス、ラトビアで転倒し入院→退院OK(MCS Young Artists)
ところで、たまたまであるが、こんな嬉しいニュース(↓)も見つけた。
ベルギーのエリザベート王妃音楽院で、ピリスさんが展開している若手音楽家育成プロジェクト「パルティトゥーラ・プロジェクト」が評価されたもの。ドイツ・ボンにあるベートーヴェン・アカデミーによる授賞。
アルゲリッチもピリスさんもまだまだ「現役」として頑張ってほしい。そして、聴いている者が幸せを感じるような演奏をこれからもずっと届けてほしいと思う ♪
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