〈Word「烏兎匆匆」カラスとウサギが慌ただしく=光陰矢の如し〉
それはさておき、1月を振り返って今年のピアノの目標は大丈夫か?…というのを随筆風に書いてみたい。
1. 弾きたいピアノ曲に挑戦する
昨年 11月ごろからいくつかの変奏曲を練習している「ゴルトベルク変奏曲」は、弾きたいけれども無理…と思って避けてきたピアノ曲の一つである。
なので、難しくても「本当に弾きたいピアノ曲」なら挑戦してみよう…というこの目標はちゃんとやっている…というのが 1月の評価になるだろう。
なのだが、実はこの目標には裏の目論見?があった。それは「本当に弾きたいピアノ曲」(好きなピアノ曲)を少し真面目に探すこと…だった。
言い換えると、「本当に好きで弾きたい曲を 10曲あげよ!」という問いかけに答えることができるようにしよう…ということである。
そのために《(本当に)弾きたいピアノ曲を考えるための枠組み?》(空欄だらけの一覧表)まで作ってあるのだが、これを埋める作業はまったく出来てない…。
なので、2月は少しずつでもこの「探索」を進めることにしようか…(^^;)。
2. ピアノの表現力をつける
これは、技術的な進歩は頭打ちになってきたので、「表現力」という方向にピアノの練習方針を切り替えるか?…という風にも言えるかも知れない…(^^;)?
理由?の一つは、下手な演奏でも、あるいは小学生が弾く簡単な曲でも、聴いて「いいなぁ ♪」と思うことがあるので、自分が目指すのはこういう方向かな?…と思ったこと。
具体的には二つのことを考えている。
一つは「ゴルトベルク」で実践している「プロの真似をする練習方法」。これは、効果を実感できているので今後も継続したいと思っている。
もう一つは、「表現」につながる基礎練習のようなこと。当面は「トリル」「装飾音符」の苦手意識を払拭したいと思っている。
古くは 2015年に練習したセヴラックの「ポンパドゥール夫人へのスタンス」。この曲の練習が途中で挫折した原因の一つが装飾音符だった。
そのあとも、スカルラッティとかラモーとかで苦戦し、そして今「ゴルトベルク」の第30変奏でも四苦八苦しているところ…(^^;)。
今はトリルの練習のつもりで、ハノンの第46番と第29番をやっている。実感としては、効果がありそうなのは 29番の方なので、こちらを中心に練習中。
3. J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く
『バッハの鍵盤音楽』という本(↓)に載っている 200曲ほどの曲をぜんぶ聴いて、お気に入りの演奏を探す…という楽しいプロジェクト ♪
ここまでに聴いた 6曲の記事は《J.S.Bach の鍵盤音楽》からリンクを貼ってある。
で、これを書きながら「6 × 12 = 72」という暗算を無意識にやっていた。このペースでやっていたら 1年間で 200曲にはまったく届かない…(^^;)。
「(200-6) ÷ 11 = …」を計算しなくっちゃ(電卓で…)。答えは 17.6!…つまり、毎月 18曲ほど聴かないと終わらないということが判明。そもそも、計画を立てたときに「200 ÷ 12」を計算しておくべきだった…(^^;)。
まぁ、楽しみでやっていることなので(数値目標の達成が目的ではないので)、のんびりやることにしよう ♪
あと、目標には入れてないが「ピアノ界の『今』を知る」ことに関しては、興味の向くままにいくつかの嬉しい遭遇があった ♪
0 件のコメント:
コメントを投稿