2024年1月30日火曜日

ツォトネ・ゼジニゼ君、サイモン・ラトルの指揮でシェーンベルクのピアノ協奏曲を弾く ♪

現代作曲家&ピアニストとして期待・応援しているツォトネ・ゼジニゼ君、なんとサイモン・ラトルの指揮でシェーンベルクのピアノ協奏曲を演奏したようだ。

残念ながら音源はないが、本人のインスタグラムに練習風景やリハーサル、本番の一部のカットがアップされている。サイモン・ラトルとのツーショットなども。




ツォトネ・ゼジニゼ君のインスタグラムは下記。

✏️tsotnezedginidze_official(インスタグラム)

ヴェルビエ音楽祭のサイトにツォトネ君のプロフィールがあったので載せておく。

✏️Tstotne Zedginidze composer, piano

この中にも、このコンサートの紹介(↓)がある。"the Bavarian Youth Orchestra" はバイエルン・ユース・オーケストラで、BRSO(バイエルン放送交響楽団)の主席指揮者を務めるサイモン・ラトルの主導で作られたオーケストラのようだ。

"he will interpret Schoenberg’s Piano Concerto with the Bavarian Youth Orchestra and Sir Simon Rattle."


ところで、シェーンベルクのピアノ協奏曲といっても、私にはピンとこない…。たぶん、聴いたことがないか、あっても記憶に残ってないのだろう。

ツォトネ君の演奏は聴けないので、YouTube で探してみたら、内田光子さんがピエール・ブーレーズの指揮で弾いている音源を見つけた。これが本当に素晴らしい演奏で、ちょっとシェーンベルクを見直してしまった…(^^;)。

Schoenberg: Piano Concerto:アルバム

元は下記の CD で、最初の 4トラックがシェーンベルクの協奏曲。オーケストラはクリーヴランド管弦楽団。他にもウェーベルンやベルクの曲が収録されているので、あとでじっくり聴いてみようと思っている ♪



ツォトネ・ゼジニゼ君については、昨年 6月にドキュメンタリーがテレビで放映されたので、日本でも少しは名前を知られるようになった…のではないか?…と期待している。


ツォトネ君は 2022年、2023年のヴェルビエ音楽祭にも登場している。

今年も、バルトークのピアノ協奏曲第1番と自作のピアノ三重奏曲で出場するようだ ♪


それにしても、ツォトネ君の弾くシェーンベルクの協奏曲はどんなだったのだろう。

この作品はシェーンベルク 68歳の時の作品で、Wikipedia によると、手稿には下記のような言葉が記されているそうだ。各行が各楽章に当たる。かなり深い内容だ…(^^;)。

  • 穏やかな人生に、
  • 突然憎しみがわき起こり、(モルト・アレグロ ♪=72)
  • 暗い状況が作り出されるが、(アダージョ)
  • しかし人生は何もなく過ぎてゆく。(ロンド)



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