内容もかなり重い(充実している)のだが、厚さが 5cm ほどもあって、重量が重くて寝転がって読むのはきつい本だ…(^^;)。
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価格が書いてないので、アマゾンで調べたら 1万円以上している。
📘バッハの鍵盤音楽(2001/6/1、デイヴィッド・シューレンバーグ 著、小学館)
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アマゾンの写真が借りてきた本と違うので調べていたら、こんな写真(↓)で紹介をしているサイトがあった。立派な「外箱」が付いている本だった。
✏️バッハの鍵盤音楽(日本の古本屋)
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この本の原著は "David Schulenberg, The Keyboard Music of J.S.Bach, New York: Schirmer Books, 1992"。2000年に日本語版のために原著者による改訂が行われ、その改訂稿を全訳したものがこの立派な本になっている。
価格が書いてないので、アマゾンで調べたら 1万円以上している。
📘バッハの鍵盤音楽(2001/6/1、デイヴィッド・シューレンバーグ 著、小学館)
アマゾンの写真が借りてきた本と違うので調べていたら、こんな写真(↓)で紹介をしているサイトがあった。立派な「外箱」が付いている本だった。
✏️バッハの鍵盤音楽(日本の古本屋)
J.S.バッハの「鍵盤音楽」およそ 200曲について、かなり詳しく解説している。
ここでの「鍵盤音楽」の定義は「鍵盤楽器 1台のための作品で、明確に独立したペダル声部を持たないもの、またペダル付き(pedaliter)コラール前奏曲のように、オルガンの使用が示唆されるジャンルには該当しない作品」となっている。
いわゆる「クラヴィア曲」と考えていいのかも知れない。オルガン曲は含まれない。
内容は(下に目次を掲載)、第1章〜第3章が「序説、演奏上の問題、様式」という総論のようになっていて、第4章〜第18章でジャンル別(+おおよその時代別)の各作品の解説が BWV 番号の辞書のように並んでいる。
作品解説の各章の初めにも、そのジャンル全体を解説した文章が載っている。例えば《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》の章には 12ページほどの記述がある。
【目次】
- バッハの鍵盤音楽への序説
- 演奏上の問題
- バッハの鍵盤作品の様式とその発展
- 初期の組曲
- 初期のフーガ
- 種々の初期作品
- トッカータ
- 協奏曲編曲
- ヴィルトゥオーソ・フーガ
- 『ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの音楽帳』と関連作品
- 《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》
- 《平均律クラヴィーア曲集 第2巻》
- 《イギリス組曲》
- 《フランス組曲》
- 《クラヴィーア練習曲集 第1部:6つのパルティータ》
- 《クラヴィーア練習曲集 第2部》およびその他の作品
- 《クラヴィーア練習曲集 第3部》および《同 第4部》
- 《音楽の捧げもの》および《フーガの技法》
- 補章 A. 真作であることが疑わしい作品
- 補章 B. 『アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳』
とりあえず、総論にあたる第1章〜第3章を読んで、これから興味があるジャンルの全体の解説と気になる作品の個別解説をボチボチ読み進めようかと思っている。
総論を読んだ感じとしては…、かなり専門的なことも書いてあるが、専門的な内容を分かりやすく紹介するという書き方なので、それなりに面白く読める…と思う。
私の力量では、これ以上の紹介は無理なので、アマゾンの商品説明から少し引用…(^^;)。
「バッハ研究の第一者が、20世紀後半のバッハ研究の成果をあますところなくとりこみ、飛躍的発展を総括した、世界で最も新しく、最も詳しい、バッハの鍵盤音楽に関する著作」
「演奏家から愛好者まで、バッハを愛するすべての人の座右の書」
「個々の作品についての基本的な情報、楽曲分析や作品評価をコンパクトにまとめる」
おまけ。2021年に「J.S.Bachの作品100曲を聴く」というプロジェクト《Bach100BWV🎧》をやったことがある。
このときは、この本でいう「鍵盤音楽」(わりと知っているつもりの「ピアノ独奏曲」)を避けて、あまり聴いたことのないバッハ作品(室内楽曲、協奏曲、管弦楽曲、声楽曲、オルガン曲など)を気の向くままに聴いていく…ということをやった。
…で、この本を読みながら、来年はこの 200曲ほどの「バッハの鍵盤音楽」を全部聴く…というのを年間目標に入れようかな…(^^;)?…などと考えたりしている。
追記@2024/05/09
2024年の目標として「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト《J.S.Bach の鍵盤音楽》を実施中 ♪
いつまでも暑いので、9月も半ばを過ぎたことに最近やっと気がついた。そろそろ、来年のこともチラホラ考えてもいい時期なのかも?(いや、まだちょっと早いか…)
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