「フランス印象派やアメリカのミニマルミュージック」の影響を受けた作曲家という解説を見て納得。印象派もミニマルも私の感性が反応する領域…(^^)♪
聴いた音源はこれ(↓)。
この曲、実は昨年のクララハスキル国際ピアノコンクールで委嘱された課題曲。弾いているのは優勝した Magdalene Ho(マグダ・ホー、マレーシア、2003 - )。
ミニマル系の楽曲はややもすると聴き飽きてくるのだが、この作品はドビュッシーを思い出させるようなピアノの美しい音のきらめきや低音の響きを聴かせてくれるので、最後まで楽しめる ♪
作曲家のカミーユ・ペパン(Camille Pépin)はフランス北部の都市アミアンで 1990年に生まれた。地元のアミアン地方音楽院を経てパリ国立高等音楽院で作曲を学んだ。
2015年にフランスの作曲コンクール、イル・ド・クレアシオン(Île de Créations)で優勝して以降、数々の賞に輝いてきた。同世代を代表する作曲家の一人と言われている。
彼女の作品は、フランス印象派やアメリカのミニマルミュージックを背景にしながら、自然や絵画によるインスピレーションから生まれた、詩情あふれる新たな音世界を描き出す…といった解説が多いようだ。
♪ Number 1 - Camille PEPIN // Célia Oneto Bensaid
弾いているのは Celia Oneto Bensaid(セリア・オヌト・ベンサイド、1992 - )というフランスのピアニスト。
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💿 Camille Pépin Chamber Music(カミーユ・ペパン作品集)
弾いているのは Celia Oneto Bensaid(セリア・オヌト・ベンサイド、1992 - )というフランスのピアニスト。
試しにピアノ三重奏曲と室内楽曲(弦楽四重奏+ハープ+パーカッション)を聴いてみたが、悪くないと思う。とくに、室内楽の "Lyrae" はそれほど期待せずに聴いたのだが…(^^;)…、なかなかいい感じだ ♪
♪ Lyrae
"Lyrae" というのは「こと座の星」みたいな意味の造語らしい。2019年リリースの初の作品集(↓)の 1曲目に収録されている。
…ということで、まだ若いのでこれからピアノ作品もたくさん?手掛けてくれるだろう…と期待しながら、とりあえず名前は覚えておこうと思う。
ちなみに、Pépin を「ピピン」と表記している記事もあるが、「ペパン」の方が多いようだ。Google 先生の発音を聞くと「ピパン」と聞こえないこともないが…(^^;)…どちらかというと「ペパン」が近い。
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