2015年2月11日水曜日

近況:セヴラック、中断しようか…

《ピアノ曲の難易度と自分の実力》で書いたように、セヴラックの「ポンパドゥール夫人へのスタンス」は、難易度が自分の実力を超えていたようだ。私の実力が15くらいなのに対して、この曲の難易度は18、最大限がんばって何とかなるかならないか…というところ。

それを言い訳にするわけではないのだが…、セヴラックは今週いっぱいで一旦「中断」しようと考えている。今の実力では、なかなか進展が難しそうだ。それに、装飾音符を半分以上省略しているのも、後ろめたい思いをしているのだが、これも相当きつそうだ。


それと、昨年の12月から、ヘンデルのアリア「私を泣かせてください」、シベリウスの「エチュード」、そしてセヴラックの「ポンパドゥール夫人へのスタンス」と、音楽としては(曲の難易度ではなく…)少し軽めのものが続いた。そのせいか、最近ちょっと、ベートーヴェンとかバッハとかを弾きたくなってきたのだ。

《難易度別ピアノ曲(中級)》を整理しながら、難易度15±2あたりにも、結構いい曲があることもその気持ちをあと押ししている。バッハのフランス組曲もNo.2〜4は17のレベルで、セヴラックより少し易しいという評価だ。


で、とりあえず、あらためてフランス組曲(2〜4)を聴いてみた。どれもいい曲なのだが、とくに2番はなかなかいい感じだ。最初の曲の"Allemande"など、テンポも速くなく、長すぎず(3分半くらい)、曲としても好みである。下記の演奏、シフもピリスも素晴らしい。



…ただ、実際に楽譜を見て弾いてみないと分からないので、今の時点ではあくまでひとつの候補としておこうと思う。


で、久しぶりに「選曲週間」をやってみることにした。今週一杯はセヴラックをもう少し頑張るつもりなので、来週からバッハ、ベートーヴェン、シューベルトなど、《難易度別ピアノ曲(中級)》を参考にしながらやるつもりである。今回は、わりとオーソドックスなところを攻めてみたいと思っている。

「選曲週間」を楽しみ・励みにしながら、今週は「苦行」?である…。



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