BWV668 「汝の御座の前にわれはいま進み出で」
BWV720「われらが神はかたき砦」
BWV727「心よりわれこがれ望む」
BWV668/720/727
🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia
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🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/WikipediaBWV668 「汝の御座の前にわれはいま進み出で」"Vor deinen Thron tret ich hiermit" は「ライプツィヒ・コラール集」(BWV651 - 668)の中の一曲。フーガのような作り。
YouTube では、Martin Lücker(マルティン・リュッカー、ドイツ、1953 -)の演奏がよかった ♪
「ライプツィヒ・コラール集」については下記参照。
✏️ライプツィヒ・コラール集・Die Leipzig Choräle、BWV651~668a(PDF、髙田重孝)
✏️バッハのオルガン・コラールの集大成、ライプツィヒ手稿のコラール(私的CD評)
BWV720「われらが神はかたき砦」"Ein feste Burg ist unser Gott"。Theo Jellema(テオ・ジェレマ、オランダ、1955 –)の演奏。オランダバッハ協会の "All of Bach" の動画。Stiftskirche St. Georg, Goslar-Grauhof で 2015年 8月に録画されたもの。
BWV727「心よりわれこがれ望む」"Herzlich tut mich verlangen"。演奏は Roberto Brisotto(ロベルト・ブリソット、イタリア、1972 -)。
曲の出だしが、「マタイ受難曲」に使われている有名な「受難のコラール」"O Haupt voll Blut und Wunden" にちょっと似ている…(^^;)。
BWV727 にはケンプによるピアノ編曲版がある。ゲルハルト・オピッツの演奏。
昔買った楽譜『バッハ=ケンプ ピアノのための10の編曲』に入っているので、気が向いたら弾いてみるかな…(^^)♪
確認してみると、BWV727 以外にも沢山のコラール前奏曲が入っていた。
「来たれ異教徒の救い主よ」BWV659a
「目を覚ませと呼ぶ声が聞こえる」BWV645
「主よ人の望みの喜びよ」BWV147
「あなたの道をお選びなさい」BWV727
「イエスよわたしは主の名を呼ぶ」BWV639
「たしかにその時機だ」BWV307/734
「こころよき喜びの声にて」BWV751

1 件のコメント:
BWV727「心よりわれこがれ望む」"Herzlich tut mich verlangen" は、有名なコラールのバッハ編曲ですね。特にどのオルガン曲集にも含まれないのに、バッハ作品中でも最も内省的な内容で、私も好きな曲の一つです。このコラールは 1600頃の Hans Leo Hassler の恋歌を起源とした旋律で、特に Paul Gerhardt の歌詞 "O Haupt voll Blut und Wunden" がつけられて「受難のコラール」として有名になり、「マタイ受難曲」では3回使われている他にも、多くのバッハ作品で使われていますね。
https://www.bach-cantatas.com/CM/Befiehl-du-deine-Wege.htm
に 詳しい解説があります。
ところで、こんな感じでバッハを語り合ったり、情報交換や実演奏の会として、「三鷹バッハ同好会」:
https://www.concertsquare.jp/blog/m/202509268066550.html
を立ち上げました。ご参加頂ければ幸いです。是非、様々なお話やご演奏を伺いたいと思っています。
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