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2025年5月6日火曜日

▼次のピアノ練習曲はJ.S.Bach「フーガの技法」、一日で選曲完了 ♪

次の練習曲は J.S.Bach の「フーガの技法」BWV1080 から 1曲目の "Contrapunctus 1"(コントラプンクトゥス 1)をやることにした。

私にしては珍しく、選曲期間 1日(実質 1時間)という即断即決だった…(^^)♪



2024年6月21日金曜日

J.S.バッハの全鍵盤作品を聴いて発見したピアニストたち ♪

この半年ほど、「J.S.バッハの全鍵盤作品」をピアノ演奏を中心にじっくり鑑賞した。そして、10人以上の新しい(私の知らなかった)ピアニストたちと出会うことができた。

今日は、その中でもとくに印象に残った、今後も期待できそうな(私のお気に入りピアニストになりそうな)何人かをご紹介したいと思う。



2024年6月17日月曜日

Bach.KB.BWV907/908「幻想曲とフゲッタ」鍵盤教材用パルティメントで書かれた曲

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は最終回 ♪ 『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の補章 A.「真作であることが疑わしい作品」から 2つの「幻想曲とフゲッタ」。BWV907 変ロ長調と BWV908 ニ長調(↓)。



2024年6月16日日曜日

Bach.KB.BWV 839/844/969/970:バッハの真作か疑わしい小品、ブゾーニ編曲も ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の補章 A.「真作であることが疑わしい作品」から 4つの小品を聴いてみた。音源は少ないが、いくつかの編曲(ブゾーニなど)もあったりする。

下記は BWV970 の IMSLP にあった楽譜。フリーデマン・バッハ作となっている。



2024年6月13日木曜日

Bach.KB.BWV 956/945/948/958/960/959:バッハの真作か疑わしいフーガ、魅力的な曲も ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の補章 A.「真作であることが疑わしい作品」から 6つのフーガを聴いてみた。音源は少ないが、中には魅力的な演奏もある。

下の楽譜は、シプリアン・カツァリス(Cyprien Katsaris、仏、1951 - )が弾いていて、オランダ・バッハ協会の音源もあるフーガ イ短調 BWV959 の冒頭。



2024年6月12日水曜日

2024年6月11日火曜日

Bach.KB.BWV990「サラバンドと変奏」ピアノで聴くとなかなか魅力的 ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、「フーガの技法」で終わりにしてもよかったのだが、参考にしている本『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の補章 A.「真作であることが疑わしい作品」にも 14曲ほどの作品が紹介してあって、予定よりずいぶん早く進んだので、ボチボチと聴いてみようかと…(^^)♪

まずは BWV990「サラバンドと変奏」。変奏曲は 15曲もある。


2024年6月10日月曜日

Bach.KB.BWV1080「フーガの技法」現代ピアノによる名盤ベスト10、定番から最新盤まで

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、次の作品は「フーガの技法」。バッハの鍵盤音楽、最後の大作。作品の概要は下記記事に書いたので、今日は現代ピアノによる演奏の聴き比べが中心。お気に入りを選んだら、定番から最新盤までちょうど10になった ♪

2024年6月7日金曜日

J.S.バッハ「フーガの技法」とは:「謎」に対する演奏による多彩な答え ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、次の作品は「フーガの技法」。

バッハ最晩年の作品で、死の翌年 1751年に出版された。基本的には 14曲の様々な形式のフーガと 4曲のカノンからなる。楽器指定がなく、未完のフーガが 1曲含まれる。

学術的には色んな「謎」があるようだ。作品の性格(音楽の理論書 or 演奏するための曲集?)、一声部一段の「オープンスコア」で書かれた理由、自筆譜と出版譜の違い、想定された楽器、フーガ 1曲が未完となった経緯、まとめて演奏すべきか(曲順は?)等々。

でも、このほとんどの「謎」に対しては実際の演奏・録音で、複数の多彩な「答え」が出されているような気がする。

ここでは、より良く「フーガの技法」を楽しむために、知っておいた方がいいかも…ということを自分なりにまとめたいと思う。



2024年6月2日日曜日

Bach.KB.BWV1079/4i「音楽の捧げもの」から「2声のカノン」(謎カノン)

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は「音楽の捧げもの」の中にある「鍵盤作品」(チェンバロで弾く or 弾けるもの) から BWV1079/4i「2声のカノン」。「謎カノン」という作り方になっている。



2024年6月1日土曜日

Bach.KB.BWV1079/4a「音楽の捧げもの」から「蟹のカノン」→を含むブゾーニのカノン変奏曲がいい ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は「音楽の捧げもの」の中にある「鍵盤作品」(チェンバロで弾く or 弾けるもの) から BWV1079/4a「2声の逆行カノン」、別名「蟹のカノン」または「蟹行(かいこう)カノン」。

楽譜(↓)は 1段の単旋律なのだが、「初めから右方向に」と「終わりから左方向に」を合わせて弾くというのがこのカノンのミソ…(^^;)?



2024年5月31日金曜日

Bach.KB.BWV1079/2「音楽の捧げもの」から「6声のリチェルカーレ」アンドレイ・ヴィエルというピアニスト ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は「音楽の捧げもの」の中にある「鍵盤作品」(チェンバロで弾く or 弾けるもの) から BWV1079/2「6声のリチェルカーレ」(Ricercar a 6)。

鍵盤楽器(2手)で弾けるとはいうものの、ご覧のように(↓)元は 6段の楽譜になっている。弾くのは見るからに大変そうだ…(^^;)。6つの楽器で演奏している音源もある。



2024年5月30日木曜日

Bach.KB.BWV1079/1「音楽の捧げもの」から「3声のリチェルカーレ」リフシッツ素晴らしい ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日からは「音楽の捧げもの」の中にある「鍵盤作品」(チェンバロで弾く or 弾けるもの) 4曲を聴いていく。

まずは、BWV1079/1「3声のリチェルカーレ」(Ricercar a 3)。リフシッツの演奏を何度も聴いているうちにお気に入りの曲になったかも…(^^)♪



2024年5月28日火曜日

J.S.バッハ「音楽の捧げもの」とは

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、次の作品は「音楽の捧げもの」なのだが、調べてみるとこれが一筋縄ではいかないことが分かった。知らなかった…(^^;)。

単なる曲集ではなく、4楽章からなる「トリオソナタ」と 2曲のフーガ(リチェルカーレ)、そして 10曲の色々なカノンが含まれている。曲順も使用楽器もあまり決まってない。「鍵盤作品」(チェンバロで弾く or 弾けるもの)は 4曲しかない。

ということで、今日はお気に入り演奏の探索の前に「音楽の捧げもの」とは…という記事を書いてみたい。まぁ、概略ではあるが…(^^;)。



2024年5月25日土曜日

Bach.KB.BWV998 前奏曲、フーガとアレグロ:やはりリヒテル?リフシッツもいい ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「リュート作品」最後の 5曲目、「前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調」BWV998。

「前奏曲、フーガ、アレグロ」という珍しい構成。タイトルはなく、前奏曲には「リュートもしくはチェンバロのための前奏曲」とだけ書かれている。



2024年5月24日金曜日

Bach.KB.BWV997 組曲 ハ短調:ジャン・ロンドーのチェンバロ、デルジャヴィナのピアノ、名演沢山 ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「リュート作品」の 4曲目、「組曲 ハ短調」BWV997。

ここまでの編曲作品ではなく、リュートのために書かれた「リュート組曲」とされている。ただ、残された資料は 1点のタブラチュア譜を除いてチェンバロ用の楽譜である。

ピアノ、チェンバロ、リュート・チェンバロ、ギター、リュート、色んな楽器での名演奏が聴けるなかなか素晴らしい作品かも ♪



2024年5月22日水曜日

バッハのリュート作品、3年前に聴いて記事にしたことをすっかり忘れていた…(^^;)

今年は《J.S.Bach の鍵盤音楽》(クラヴィーア作品)を全部聴くというのを目標にして、ほぼ毎日コツコツと聴いている。

で、今「リュート」あるいは「リュート・チェンバロ」用の作品を聴いているのだが、実は 3年前の「バッハの作品」100曲を聴くというプロジェクト《Bach100BWV🎧》でほとんど同じ曲を聴いていた…ことが判明した。認知症、少し始まっているかも…(^^;)?



2024年5月21日火曜日

Bach.KB.BWV1006a 組曲 ホ長調:ピアノでは藤田真央も録音しているラフマニノフ編曲の方が有名?

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「リュート作品」の 3曲目、「組曲 ホ長調」BWV1006a。

「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調」BWV1006 をリュート用に編曲したものである。ガヴォットが有名。ラフマニノフはガヴォットを含む 3楽章をピアノ用に編曲しており、藤田真央くんやアンドレイ・ググニンなどが弾いている ♪



2024年5月20日月曜日

Bach.KB.BWV1000 フーガ ト短調:ギターで聴き覚えのある、たぶん有名な曲 ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日は『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「その他の作品」から「リュート作品」の二つ目、「フーガ ト短調」BWV1000。

これは「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調」BWV1001 の第2楽章フーガをリュート用に編曲したものである。なぜか、とても聴き覚えのある曲だ ♪



Bach.KB.BWV995 組曲 ト短調:無伴奏チェロ組曲をリュート・チェンバロで聴く ♪

「J.S.バッハの全鍵盤作品を聴く」プロジェクト、今日からは『バッハの鍵盤音楽』(→紹介記事)の第16章に含まれる「その他の作品」から 5つの「リュート作品」を聴いていく。

最初に取り上げるのは「組曲 ト短調」BWV995 であるが、これは「無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調」BWV1011 をリュート用に編曲したものと言われている。