2021年10月13日水曜日

ショパンコンクール2021 ステージⅡ -4日目 愛実ちゃんブラボー ♪♪

ショパン国際ピアノコンクール、第2ステージ 4日目。今回も結果発表を見るのを我慢して、最終日午後の演奏を聴いている。愛実ちゃんの演奏は昨夜聴いて、感激した ♪

第2ステージはアーカイブ動画で一人 1曲+α を聴いて、「お気に入り」ピアニストの探索を継続中。




一通り聴いた感想を名簿の一覧表(赤字は第1ステージでいいと思った人、青字は次点)につけてくことにした。あくまで個人の好みを基準に…。

次に進んでほしい人には Y、そうでない人には N をつけているのだが、Y の数は半数を目処にしている。Y? は次点、または判断に自信がない…(^^;)。

演奏がとくに気に入った人とお気に入り候補には😊マーク。

  1. Ms Wei-Ting Hsieh, Chinese Taipei :Y
  2. Mr Adam Kałduński, Poland :N
  3. Mr Nikolay Khozyainov, Russia :N
  4. Ms Su Yeon Kim, South Korea :N
  5. Ms Aimi Kobayashi, Japan :Y😊
  6. Mr Mateusz Krzyżowski, Poland :N
  7. Mr Jakub Kuszlik, Poland :N
  8. Mr Shushi Kyomasu, Japan :Y
  9. Mr Hyuk Lee, South Korea :N
  10. Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada :Y
  11. Mr Marcin Wieczorek, Poland :辞退


小林愛実さん、もう何も言うことない ♪ 素晴らしいリサイタルを聴いたあとの感じ ♪ 文句なしのブラボー…👏(^^)♪ すごい集中力だったと思う。

とくに、最初の Polonaise-Fantasy Op. 61 と最後の Andante spianato and Polonaise Op. 22 は絶品・名演奏だと思う。

彼女のピアノ、ピアニッシモの美しさは群を抜いている。それが、渾身のフォルテを活かしている。そのフォルテも決して濁ることなく美しく響く。

そして、奏でられる音の隅々まで神経が行き届いている感じがする。音の一つ一つどころか、その音の切り方まで、フレーズの中のちょっとしたアクセントまで…。そして、裏に回っているときの左手のフレージングまで本当に隅々まで心が通っている。

それでいて、音楽の流れは淀むことなく心地よく展開される。あとで気づくと、曲全体の構成力も本当にしっかりしていて説得力がある。

最後の曲の最後の山場で、初めて顔に表情が現れた。とても自然な感情の表れに見えた ♪


その他、一言コメント。

京増修史くん、奇を衒ったところがなく自然体で、とてもいい感じの音楽を奏でてくれる。安心して聴いていられる…と言う感じ ♪ このあたりが審査員にどう評価されるのか?…気になるところ…。

京増くんのバルカローレ Op. 60 も、Andante spianato and Polonaise Op. 22 も普通に上手かった、良かったと思うのだが…。特長があまりないとも言える…のかなぁ…?

イ・ヒョク(Hyuk Lee)くんは、やはりショパンは合ってないと思う。それなりに上手いとは思うのだけども…。

Bruce (Xiaoyu) Liu、第1ステージではあまり印象に残ってないのだが、この Andante spianato and Polonaise  Op. 22 はいい、ちょっと好きかも知れない ♪


…ということで、第3ステージに進むコンテスタントの名簿を見るのが楽しみだ…(^^)♪



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《Chopin2020》(名前は 2020 のままですが、今回のショパンコンクールのまとめページ)


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2 件のコメント:

gehogeho さんのコメント...

 今、LIVEを見ていますが、演奏中のHAO RAO 君はやばい17歳ですね。オーケストラとの共演でどうなるかですが、一番の強敵って感じがしました。
https://chopin2020.pl/en/competitors/95/hao-rao

ぴあ さんのコメント...

gehogeho さん、コメントありがとうございます ♪
今回はほとんどアーカイブで聴いているので、Hao Rao くんはまだ聴いてません。ここまでは、あまり印象に残ってないのですが、第3ステージの演奏、これから聴いてみようと思います。