ショパン国際ピアノコンクール、ファイナル 2日目は期待のガジェヴくんが登場 ♪ 。カナダの 17歳 J J Jun Li Bui くんも…。そして、最近ますます好きになってきたガルシア・ガルシア ♪
ファイナルは、これまでのステージを聴いて、コンサートに行きたいと思ったピアニストの演奏だけを聴くつもり。で、聴いた演奏の感想を少しだけ書いてみようと思う。
一応、出演者の写真に期待度・応援度を示すハートマーク💛をつけてはみたが…(^^;)。
最初に聴いたのはガジェヴくん。
第1楽章の冒頭、Shigeru KAWAI のキラキラした音が、メロディーとよく合っていい感じ ♪…だと思っていたのだが、ガジェヴくんどこか硬さがあるみたい…。もう少し滑らかに歌ってほしい気がした。
あと、ややピアノの音がオーケストラに比べて大きいかな? オーケストラとのアンサンブルという点では「息がピッタリ」とは感じられなかった。
第2楽章は美しかった。第3楽章は、聴いている方としては今ひとつ乗れないうちに終わってしまったという印象。拍手は大きかったが…。
全体的にちょっと気になるミスタッチもあったし… 期待が大きかったせいか、個人的にはやや納得できない演奏だった…。本人はどうだったんだろう?
次に聴いたのは、 J J Jun Li Bui くん。いまだに、日本語表記が分からない…(^^;)。いづみこさんの Facebook記事には「JJ・ブイ」と書いてあったので、これで行くか…。
JJ・ブイくんは、第3ステージソナタ Op. 58 が素晴らしかったので期待していたのだが、コンチェルトでは緊張していたのか、実力を出しきれなかったのではないか?
ところどころ光るところもあるのだが、全体的に弾き切れていない印象。本人の表情も冴えなかった…ように見えた。
そして、素晴らしい演奏を届けてくれたのがガルシア・ガルシア ♪
第1楽章冒頭(ピアノの…)からガルシア・ワールドに引き込むような力強さを感じた。ほんの少しリズム感?に違和感のようなもの(聴き慣れた音楽との違い?)があるような気がしたが、全体的には良かったと思う。
第2楽章は絶品。FAZIOLI のきれいな音を十分に引き出して、思う存分歌う感じ。オーケストラともよく合っている。後半の力強さも惹き込まれる ♪
第3楽章は斬新 ♪ やや軽すぎかなとも思ったが、聴きながらいつのまにかニヤニヤしている自分に気がついてちょっと苦笑…(^^;)。
第1楽章よりもさらに独特なリズム感?…というのかアーティキュレーションなのか?…が前面に出ていて面白かった ♪ 楽しかった ♪
本人も気持ちよさそうに弾いていて、終わったあとの笑顔も印象的だった。本人はやりたいことをやり切った感じなのだろう…(^^)。さて、どう評価されるのか?
それにしても、入賞争いという点では微妙な感じになてきた…(^^;)。順位はそれほど気にしていないとは言え、お気に入り候補のピアニストたちには入賞してほしいと思う。
ここまで聴いた中では、1番反田くん、2番ガルシアくん、以下空白…という感じかな? ガジェヴくんには入賞してほしいとは思うが…。
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