ショパン国際ピアノコンクール、第1ステージの結果をやっと見た。最終日 17人の演奏をアーカイブで一通り(バラード/スケルツォ/幻想曲/舟歌 だけ)聴いて、お気に入りピアニストを探すことを先にやっていたので…。
次に進んでほしいと思ったコンテスタント 37人のうち 24人の名前が入っていたので、まぁ良かった ♪…と思う一方で、この子は残して欲しかった!…とか、えっ!この子が通るの?…とか、聴衆(観戦者)の一人としても悲喜交交(ひきこもごも)である…(^^)。
公式サイトの記事は下記。
87人中 40人の予定だったが、結果としては 45人が第2ステージに進むことになった。
国別の通過者人数は、ポーランド 9、日本 8、中国 7、イタリア 5 で、韓国、ロシア、アメリカ、カナダがそれぞれ 3人ずつ。
日本人は 14人中 8人通ったので良かったと思う。
一応、第2ステージに進むコンテスタントの名前リストをコピペしておく。名前を赤くしたのは、私がぜひ次に進んでほしいと思った人、青い字は「次点」に選んだ人。
- Mr Piotr Alexewicz, Poland
- Ms Leonora Armellini, Italy
- Mr J J Jun Li Bui, Canada
- Ms Michelle Candotti, Italy
- Mr Kai-Min Chang, Chinese Taipei
- Mr Xuehong Chen, China
- Mr Hyounglok Choi, South Korea
- Mr Federico Gad Crema, Italy
- Mr Alberto Ferro, Italy
- Ms Yasuko Furumi, Japan
- Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
- Mr Avery Gagliano, U.S.A.
- Mr Martin Garcia Garcia, Spain
- Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
- Ms Wei-Ting Hsieh, Chinese Taipei
- Mr Adam Kałduński, Poland
- Mr Nikolay Khozyainov, Russia
- Ms Su Yeon Kim, South Korea
- Ms Aimi Kobayashi, Japan
- Mr Mateusz Krzyżowski, Poland
- Mr Jakub Kuszlik, Poland
- Mr Shushi Kyomasu, Japan
- Mr Hyuk Lee, South Korea
- Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
- Mr Arsenii Mun, Russia
- Mr Szymon Nehring, Poland
- Mr Viet Trung Nguyen, Vietnam/Poland
- Mr Georgijs Osokins, Latvia
- Mr Evren Ozel, U.S.A.
- Mr Kamil Pacholec, Poland
- Mr Hao Rao, China
- Mr Sohgo Sawada, Japan
- Mr Aristo Sham, China, Hong Kong
- Ms Miyu Shindo, Japan
- Mr Talon Smith, U.S.A.
- Mr Kyohei Sorita, Japan
- Ms Szuyu Su, Chinese Taipei
- Mr Hayato Sumino, Japan
- Mr Yutong Sun, China
- Mr Tomoharu Ushida, Japan
- Mr Marcin Wieczorek, Poland
- Mr Andrzej Wierciński, Poland
- Mr Yuchong Wu, China
- Mr Lingfei (Stephan) Xie, Canada/China
- Mr Zi Xu, China
今回の第1ステージを、ほぼ「バラード/スケルツォ/幻想曲/舟歌」だけではあるが、全員聴いて、そして発表結果を見て感じたことをいくつか…。
全体にレベルが高いと思った。前回(2015年)をはっきり覚えている訳ではないが、例えば日本勢で見ると、入賞を期待したいようなピアニストが今回は複数人いる ♪
私が次に進んでほしいと思って選んだコンテスタントは 37人いたのだが、そのうち 24人が第2ステージに進むことになった。
選んだ人で通過できなかった 13人のうち何人かはエチュードの出来が十分ではなかった可能性があると思っている。実際、バラードは良かったがエチュードがイマイチというコンテスタントもいた。(エチュードを聴いたのは 2〜3人だが…)
あと、以前のショパンコンクールのファイナリストでもある Georgijs Osokins や Nikolay Khozyainov を私は選んでないのだが、これまでの印象とあまり変わっていなかった(成長を感じられなかった)というのが大きな理由である。
まぁ、第1ステージで落ちるようなピアニストではないとは思うが…。
あと、「えっ!この子が通るの?」と思ったコンテスタントがいたのだが、40人が 45人に増えている(「別枠」がある?)こともあり、何らかの思惑が働いたのでは?…と勘ぐりたくもなる…というのが正直な感想だ。
もちろん、45人になったのは、ボーダーラインに同点のコンテスタントが複数いたから…ということもあるだろうし、あまりケチをつける気もないのだが…。
まぁ、どのコンクールにもいろんな「配慮」や「圧力」はあるようなので、いまさらではあるが、コンクールに参加するピアニストたちのためにも、審査はできるだけ公正であってほしいと願っている。
…ということは、すぐに忘れて…(^^;)…
楽しみなコンテスタントが沢山残っているので、そちらに注目したいと思う。第2ステージは 1日おいて 10月9日〜12日の 4日間 ♪
以下、ご参考(個人的メモ)。私が選んだ37人のリスト。名前に網かけをしたのは、残念ながら次に進めなかったコンテスタント(残念度の大きい人に😥をつけた)。
個人的な好みを基準として、次のステージに進んで欲しいと思ったピアニストは下記の 20人。♡マークの数字は私が聴いた時点での「いいね」の数。★は「ショピニストへの道」というサイトで有力候補として挙げられていた人。
- Jinhyung Park ♡4 ★
- Szymon Nehring ♡15
- Evren Ozel ♡3
- Talon Smith ♡11
- Kyohei Sorita ♡32
- Tomoharu Ushida ♡24
- Lingfei (Stephan) Xie ♡3 ★
- Piotr Alexewicz ♡16
- Michelle Candotti ♡1
- Kai-Min Chang ♡10 ★
- Hyounglok Choi ♡4
- Aleksandra Hortensja Dąbek ♡6
- Alexander Gadjiev ♡9
- Martín García García ♡5
- Joanna Goranko ♡6
- Saaya Hara ♡0 😥
- Yifan Hou ♡3 ★
- Aimi Kobayashi ♡9
- Shushi Kyomasu ♡2
- Jaeyoon Lee ♡0 😥
次点として下記の 17人。
- Yeonmin Park ♡1
- Arsenii Mun ♡12 ★
- Việt Trung Nguyễn ♡10
- Kamil Pacholec ♡5
- Shunshun Tie ♡4 ★
- Marcin Wieczorek ♡5
- Yuchong Wu ♡9
- Yilan Zhao ♡2△
- Leonora Armellini ♡6△
- J J Jun Li Bui ♡4△
- Federico Gad Crema ♡6△
- Alberto Ferro ♡5
- Kaoruko Igarashi ♡11 😥
- Mateusz Krzyżowski ♡2
- Hyuk Lee ♡0
- Xiaoxuan Li ♡3
- Chao Wang ♡1
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