2021年10月10日日曜日

ショパンコンクール2021 ステージⅡ -1日目 反田くんは"Y"、Talonくんは"Y"にしてほしい…

ショパン国際ピアノコンクール、第2ステージが始まった。

まだ 45人もいるので、一人 1曲+α を聴いて、引き続き「お気に入り」ピアニストを探すことにしたい。聴く曲はポロネーズ、マズルカあたりかな…。

あと、第1ステージで私の好みではないと思ったコンテスタントについては、一応曲の冒頭だけでも聴いてみるか…という感じでやってみようと思う ♪




一通り聴いた個人的感想を名簿の一覧表(赤字は第1ステージでいいと思った人、青字は次点)につけていこうと思う。あくまで個人の好みを基準に…。

審査員の真似をして?、次に進んでほしい人には Y、そうでない人には N をつけることにした。今回は Y は半数を意識してみよう。Y? は次点、または判断に自信がない…(^^;)。

演奏がとくに気に入った人とお気に入り候補には😊マーク。

  1. Mr Arsenii Mun, Russia :Y?
  2. Mr Szymon Nehring, Poland :Y?
  3. Mr Viet Trung Nguyen, Vietnam/Poland :N
  4. Mr Georgijs Osokins, Latvia :N
  5. Mr Evren Ozel, U.S.A. :N
  6. Mr Kamil Pacholec, Poland :N
  7. Mr Hao Rao, China :N
  8. Mr Sohgo Sawada, Japan :Y
  9. Mr Aristo Sham, China, Hong Kong :Y
  10. Ms Miyu Shindo, Japan :N
  11. Mr Talon Smith, U.S.A. :Y😊
  12. Mr Kyohei Sorita, Japan :Y😊


Talon Smith くんは Andante spianato and Polonaise のポロネーズのところでかなり乱れてしまった。なんとか戻そうとして苦しい演奏が続いた。アンダンテ部分が美しくて良かっただけに惜しまれる。審査員の判断がどうなるか気になるところだ…😞

反田くんは貫禄の演奏?…といった趣で良かったと思う。ただ、私の好みとしては、ちょっと違うかな?…という感じもある。ピアノの音色がやや渋めなのかも…。とはいえ、日本人入賞候補の一人、頑張ってほしい ♪


第1ステージではあまりいいと思わなかったコンテスタントで、今回ちょっといいかも♪ と思ったのは、沢田蒼梧くんと香港の Aristo Sham くん。

沢田くんはスケルツォOp. 31を聴いた。とてもいい感じだったのだが、ややミスが多かったのが残念。でも、ちょっと魅力を感じる演奏ではあった ♪

Aristo Sham くんは Barcarolle Op. 60 を聴いてみたが、いい雰囲気を出している。音もきれいだし音楽の流れもいい ♪ たまにミスやよどみもあるが許容範囲内…。


曲が違うというせいもあるかも知れないが、第1ステージとの印象が変わってしまったコンテスタントが何人かいた。プラスの人もマイナスの人も…。

2015年のときにも感じたのだが、コンクールの中で成長していく人(前回のケイト・リウなど)がいて、結果入選したりする。その辺りもコンクールを聴く楽しみである。

それにしても、第1ステージに比べてミスが多いように感じるのは気のせい? ほぼ 1曲ずつしか聴いてないので、たまたまミスの出た演奏を聴いただけかも知れないが…(^^;)。


第2ステージ 残りの日程。

10月10日
  1. Ms Szuyu Su, Chinese Taipei
  2. Mr Hayato Sumino, Japan
  3. Mr Yutong Sun, China
  4. Mr Tomoharu Ushida, Japan
  5. Mr Andrzej Wierciński, Poland
  6. Mr Yuchong Wu, China
  7. Mr Lingfei (Stephan) Xie, Canada/China
  8. Mr Zi Xu, China
  9. Mr Piotr Alexewicz, Poland
  10. Ms Leonora Armellini, Italy
  11. Mr J J Jun Li Bui, Canada

10月11日
  1. Ms Michelle Candotti, Italy
  2. Mr Kai-Min Chang, Chinese Taipei
  3. Mr Xuehong Chen, China
  4. Mr Hyounglok Choi, South Korea
  5. Mr Federico Gad Crema, Italy
  6. Mr Alberto Ferro, Italy
  7. Ms Yasuko Furumi, Japan
  8. Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
  9. Mr Avery Gagliano, U.S.A.
  10. Mr Martin Garcia Garcia, Spain
  11. Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia

10月12日
  1. Ms Wei-Ting Hsieh, Chinese Taipei
  2. Mr Adam Kałduński, Poland
  3. Mr Nikolay Khozyainov, Russia
  4. Ms Su Yeon Kim, South Korea
  5. Ms Aimi Kobayashi, Japan
  6. Mr Mateusz Krzyżowski, Poland
  7. Mr Jakub Kuszlik, Poland
  8. Mr Shushi Kyomasu, Japan
  9. Mr Hyuk Lee, South Korea
  10. Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
  11. Mr Marcin Wieczorek, Poland


【関連記事】

《Chopin2020》(名前は 2020 のままですが、今回のショパンコンクールのまとめページ)


  にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ 

2 件のコメント:

ぼんず さんのコメント...

Talon Smith支持者?がいて
ちょっとうれしかったです。
PRELIMINARY、1次とすごくいい感じだったのに残念でした。
Preliminaryでは自分の中では1位でした。

Polonaiseでつまずき、傷がちょっと大きくなってしまったようでしたね。

ぴあ さんのコメント...

ぼんず さん、こんにちは。コメントありがとうございます ♪
Talon Smith くんは一次予選で、実に音楽的で惹き込まれるような演奏を聴かせてくれました。ファイナルまで残ってほしいと思っていたのですが…。それでも、今回のショパンコンクールの、私にとっての一番の収穫は彼かも知れません…(^^)♪