ショパン国際ピアノコンクール、第2ステージ 4日目。今回も結果発表を見るのを我慢して、最終日午後の演奏を聴いている。愛実ちゃんの演奏は昨夜聴いて、感激した ♪
第2ステージはアーカイブ動画で一人 1曲+α を聴いて、「お気に入り」ピアニストの探索を継続中。
一通り聴いた感想を名簿の一覧表(赤字は第1ステージでいいと思った人、青字は次点)につけてくことにした。あくまで個人の好みを基準に…。
次に進んでほしい人には Y、そうでない人には N をつけているのだが、Y の数は半数を目処にしている。Y? は次点、または判断に自信がない…(^^;)。
演奏がとくに気に入った人とお気に入り候補には😊マーク。
- Ms Wei-Ting Hsieh, Chinese Taipei :Y
- Mr Adam Kałduński, Poland :N
- Mr Nikolay Khozyainov, Russia :N
- Ms Su Yeon Kim, South Korea :N
- Ms Aimi Kobayashi, Japan :Y😊
- Mr Mateusz Krzyżowski, Poland :N
- Mr Jakub Kuszlik, Poland :N
- Mr Shushi Kyomasu, Japan :Y
- Mr Hyuk Lee, South Korea :N
- Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada :Y
- Mr Marcin Wieczorek, Poland :辞退
小林愛実さん、もう何も言うことない ♪ 素晴らしいリサイタルを聴いたあとの感じ ♪ 文句なしのブラボー…👏(^^)♪ すごい集中力だったと思う。
とくに、最初の Polonaise-Fantasy Op. 61 と最後の Andante spianato and Polonaise Op. 22 は絶品・名演奏だと思う。
彼女のピアノ、ピアニッシモの美しさは群を抜いている。それが、渾身のフォルテを活かしている。そのフォルテも決して濁ることなく美しく響く。
そして、奏でられる音の隅々まで神経が行き届いている感じがする。音の一つ一つどころか、その音の切り方まで、フレーズの中のちょっとしたアクセントまで…。そして、裏に回っているときの左手のフレージングまで本当に隅々まで心が通っている。
それでいて、音楽の流れは淀むことなく心地よく展開される。あとで気づくと、曲全体の構成力も本当にしっかりしていて説得力がある。
最後の曲の最後の山場で、初めて顔に表情が現れた。とても自然な感情の表れに見えた ♪
その他、一言コメント。
京増修史くん、奇を衒ったところがなく自然体で、とてもいい感じの音楽を奏でてくれる。安心して聴いていられる…と言う感じ ♪ このあたりが審査員にどう評価されるのか?…気になるところ…。
京増くんのバルカローレ Op. 60 も、Andante spianato and Polonaise Op. 22 も普通に上手かった、良かったと思うのだが…。特長があまりないとも言える…のかなぁ…?
イ・ヒョク(Hyuk Lee)くんは、やはりショパンは合ってないと思う。それなりに上手いとは思うのだけども…。
Bruce (Xiaoyu) Liu、第1ステージではあまり印象に残ってないのだが、この Andante spianato and Polonaise Op. 22 はいい、ちょっと好きかも知れない ♪
…ということで、第3ステージに進むコンテスタントの名簿を見るのが楽しみだ…(^^)♪
【関連記事】
2 件のコメント:
今、LIVEを見ていますが、演奏中のHAO RAO 君はやばい17歳ですね。オーケストラとの共演でどうなるかですが、一番の強敵って感じがしました。
https://chopin2020.pl/en/competitors/95/hao-rao
gehogeho さん、コメントありがとうございます ♪
今回はほとんどアーカイブで聴いているので、Hao Rao くんはまだ聴いてません。ここまでは、あまり印象に残ってないのですが、第3ステージの演奏、これから聴いてみようと思います。
コメントを投稿