ショパン国際ピアノコンクール、第2ステージの結果が発表された。
「日本からは、古海行子、小林愛実、進藤実優、反田恭平、角野隼斗の 5名が2次予選を通過! 正直なところ、なぜ?と思わざるを得ない結果もありますが…」
…というのは「ぶらあぼ」のツイートから引用。「なぜ?」はまったく同感!
とりあえず、公式サイトの記事と通過者 23人の名簿(↓)。赤字は私が "Y"(第3ステージに進んでほしい)をつけた人。青字は第1ステージでいいと思った人。
- Mr Piotr Alexewicz, Poland
- Ms Leonora Armellini, Italy
- Mr J J Jun Li Bui, Canada
- Ms Michelle Candotti, Italy
- Ms Yasuko Furumi, Japan
- Mr Alexander Gadjiev, Italy/Slovenia
- Ms Avery Gagliano, U.S.A.
- Mr Martin Garcia Garcia, Spain
- Ms Eva Gevorgyan, Russia/Armenia
- Mr Nikolay Khozyainov, Russia
- Ms Su Yeon Kim, South Korea
- Ms Aimi Kobayashi, Japan
- Mr Mateusz Krzyżowski, Poland
- Mr Jakub Kuszlik, Poland
- Mr Hyuk Lee, South Korea
- Mr Bruce (Xiaoyu) Liu, Canada
- Mr Szymon Nehring, Poland
- Mr Kamil Pacholec, Poland
- Mr Hao Rao, China
- Ms Miyu Shindo, Japan
- Mr Kyohei Sorita, Japan
- Mr Hayato Sumino, Japan
- Mr Andrzej Wierciński, Poland
日本の 5人は(メンバーには異議ありだが…)いいとして、ポーランド 6人はちょっと多すぎると思う。中国の 1人はなんとなく「バランス感覚」が働いているような…?
今回の審査員団の判断には納得できないことが多い。審査員団の判断基準と、私個人の好みを基準とした判断にズレがあることは、これまでの経験からも、十分に承知しているつもりだが、今回だけはそれ以上の違和感を感じる。
アルゲリッチとフレイレが抜けた影響が大きかった?…とは思いたくないが…。
牛田くんを初めとして「このピアニストがなぜ落ちるの!?」というのもあるが、それ以上に、今回は「このコンテスタントがなぜ通るの!?」という驚きの方が大きい。これまでの経歴とか評判に左右されてないですか?と問いたい気持ちがある。
あと、何となく感じる傾向として、大きな音やかっちりした弾き方に高い点数がついているような気がする。たとえ「音楽性」は希薄であったとしても…。
まぁ、音楽性に関しては好みの問題もあるし、ピアノの演奏技術については「専門家」の先生方の判断の方が正しいのだろうが…。
…と、今回は納得できない点が多いのだが、まだ第3ステージ、ファイナルが残っている。
ここは、気を取り直して?…日本人ピアニスト、とくに愛実ちゃんと反田くんあたりを中心に応援しようかと思う。あと、ガジェヴくんも ♪
第3ステージは10月14日から 3日間。
追伸:今回のコンクールで見つけた「お気に入り」候補の Talon Smith くんは、残念ながら次のステージに進めなかった。まぁ、ちょっと失敗もあったし、全体的に若さも感じられる演奏だったので仕方ないと思う。でも、もっと聴きたかった…。
「若さ」は未熟さでもあるが、「新鮮さ」や「可能性」でもあるので、この先も注目していたい。聴いている方がワクワクするような演奏を聴かせてほしい…(^^)♪
おまけ。ねもねも舎の Facebook 記事(↓)に嬉しいコメントがあった。
「他に注目したのは詩的で正統的な演奏をした香港のシャムと、大らかな中に細やかな表現を盛り込んだアメリカのスミス。特にスミスは他の曲も是非聴きたいと思わせる数少ない参加者でした。」
まったく同感!!…(^^)♪
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