ショパン国際ピアノコンクール、ついにファイナル ♪ 1日目は期待の反田恭平くん登場。
ファイナルは、私としてはコンサート鑑賞モードなので、たぶん全員は聴かない。どのピアニストのコンサートに行きたいか?…というのは第3ステージまでで大体決まった ♪
なので、実は順位はそれほど気にしていない。日本人の初優勝とか複数入賞とかは実現するととても嬉しいとは思うが、審査員団の採点よりも自分の感性を大事にしたいので…。
それに、今回の審査員団は「一筋縄ではいかない」…(^^;)。
これまでのステージは、どんなピアニストがいるのか?というのと、お気に入りピアニストが「次に進めるかどうか?」というのが気になっていたので、全員(全曲ではないが…)聴いて、"Y"/"N" を付けたりしていたのだが…。
ファイナルは、聴いた演奏の感想だけ少し書くくらいにするつもり。ただ、上の出演者の写真に期待度・応援度を示す黄色いハートマーク(💛)をつけた…(^^;)。3個〜1個。
で、反田くん! 素晴らしかった…(^^)♪
実は、この記事を書きながらアーカイブを聴いていたのだが、演奏に惹き込まれて、ついつい画面も見てしまうので、筆がほとんど進まない。そもそも、「ながら」で聴くのが失礼なのだが…(^^;)。
いま、結局は、聴いてしまってから書くことになっているが、素晴らしい!の一言でほとんど書くことがない…。ほとんど完璧と言っていいのではないだろうか。
第3楽章を絶賛していたウチのカミさんは、第2楽章に少し「反田節」(演歌調?)が入っていたかも…と言っていたが、私はまったく気にならなかった。演歌調はそんなに嫌いでもないので…(^^;)。
一番印象的だったのは、とても気持ちよく弾いている反田くんの姿。そして、その姿から当然のように自然に溢れ出るショパンの音楽の美しさ ♪
彼が表現したい音楽が、クリアなピアノの音に乗ってそのまま聴いている者の心に届けられている…という感じ。ピアニストとオーケストラとホールの一体感さえも画面から感じられた ♪
オーケストラ(The Warsaw Philharmonic Symphony Orchestra)も良かった。コンチェルトにはいいオーケストラが必要で、ピアニストとの呼吸も重要だ。そういう意味でも、今回の反田くんの演奏はまさに「息がピッタリ」合っていたと思う ♪
あと、要所要所で「左手」がとても効いていたと思う。もちろん、右手の旋律の歌わせ方も素晴らしいのだが…。
とくに第1楽章と第3楽章の盛り上がるところでの、左手のフレーズや和音が実に気持ちよく鳴っていたと思う。必ずしもフォルテだけではなく、柔らかく抜けていくパッセージやそっとおく和音など、ハッと思わせてくれる箇所がいくつもあった ♪
会場の拍手とスタンディング・オベーションは当然だろう。演奏が終わったあとの満足げな反田くんの表情も良かった ♪
すばらしいコンサートを聴かせてもらった…(^^)♪
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