ショパンの音楽(創作作法)と奏法との密接な関係が、多くの譜例(自筆譜、生徒の楽譜への書き込みを含む)とともに具体的に解説してあり、ショパンの音楽と弾き方を理解するには最適の本だと思われる。ともあれ、ご紹介。
『ショパンのピアニスム―その演奏美学をさぐる』
加藤 一郎 著
音楽之友社、2004年2月
以下、amazon の商品説明から。
内容(「BOOK」データベースより)
流伝的なショパン観を排し、自筆譜や弟子の楽譜に記されたショパン自身の書き込みといった一次資料にたちかえって、「ショパンの演奏論」についての新しい視点を提起。ショパン自身や同時代人による信頼性の高い証言や、彼の『ピアノ・メトード』草稿など、豊富な実例をもとに実証的に論ずる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
加藤 一郎
東京芸術大学卒業、スイス・ヴィンタートゥア音楽院留学。タチアナ・ニコライエワ、コンラート・ハンゼンのマスタークラスを受講。各地でリサイタル、オーケストラとの共演、室内楽等の演奏活動をおこない、NHK‐FM等に出演している。ショパンの音楽様式を中心に論文多数。多くのコンクールの審査をおこない、公開講座や公開レッスンの講師をつとめている。現在、国立音楽大学助教授。日本ピアノ教育連盟評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
第1章 ピアノ技法の原理
第2章 運指法
第3章 ベル・カントの応用
第4章 装飾法
第5章 テンポ・ルバート
第6章 フレージング
第7章 ペダリング
第8章 ショパンとピアノ教育
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