ワルツ(ショパン、遺作、イ短調)の左手の和音にてこずっている。少しずつは進歩しているとは思うのだが、なかなかイメージするような音にならない。
最近気がついたのは、左手の音が飛び出さない(大きすぎない)ように気を配るあまり、和音が貧弱になったり、音が抜けたりすることである。
で、少し練習方法を変えてみた。いくつかのパターンで弾いている。
- 左手をしっかりmf(メゾフォルテ)くらいで弾く
- ペダルを使わずに左手和音をスタカートで弾く
- 少しゆっくり目に左手に集中して普通に弾く
1.と3.を最近取り入れたのだが、わりと効果がありそうな気がしている。
とくに、3.はゆっくりすることでタッチに気を配れることと、打鍵スピードのコントロールがしやすくなるので、いい感じに弾けることが多い。課題は、その感じをもったままテンポを上げられるかどうかというところだ。
和音の練習ということで言えば、もう一つの曲である「雨だれ」(ショパン、前奏曲)の中間部分が(右手ではあるが)いい練習になる。
和音の練習でよく出てくるパターンになっている。つまり、いくつかの指を押さえたまま他の音を繰り返すパターンである(下図)。もちろん脱力して、かつ伸びやかな音で…。
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