といっても、イ短調のワルツが終わったからではなく、長期戦の様子を呈してきたことが主な理由である。
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イ短調のワルツはシンプルだけに難しい。結局、左手の3拍子の伴奏がうまく弾けない限り、音楽にならない。3拍子の2・3拍目をきちんとした和音で、かつ軽く弾くことが非常に苦手であることが判明したのだ。
さらに、録音して分かったのだが、3拍目がとくに目立つ(音が大きい)。クセなのかもしれない。
それと、今まで聴いていた演奏がアシュケナージなので、耳についているテンポが速い。ゆったりした弾き方だと3分かかる曲なのだが、彼は2分ちょっとで弾いている。で、どうしても速めに弾きたいのだが、そうすると右手の装飾音符がうまくいかない。
ということで、イ短調のワルツの方はじっくりと、左手の和音と右手の装飾音符を練習することにした。両方とも一朝一夕では上達しない。この練習を1時間続けるのは少しつらい。なので、もう1曲の「雨だれ」の譜読みを並行してやることにした。
幸か不幸か、「雨だれ」も私にとっては難曲である。左手の伴奏はワルツよりさらに難しい。右手の装飾音符もしかり。
したがって、譜読みして指使いを確定して、ある程度弾けるようになるにはかなり時間がかかりそうである。これも、ステップ・バイ・ステップで少しずつやるしかない。
結果として、練習時間の関係で、ベートーヴェンとはしばらくお別れである。せっかく暗譜したのを忘れるのは怖いが、やむを得ない。
しばらくは「ショパン漬け」の日々である。好きなショパンを練習できるのは嬉しいはずなのだが、なぜか気が重い…。
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