私にとって「平均律クラヴィーア曲集」は「練習曲」の宝庫みたいなもので、選曲のたびに何度も聴いている。純粋に「鑑賞曲」として聴くのはかなり久しぶりである。
YouTube を見るだけでも本当にたくさんのピアニストが録音しており、一番のお気に入りを探すのも大変だ。
今回少なくとも 18人のピアニストの演奏をざっと(失礼…(^^;)…)聴かせてもらって、今日の気分で? 3人のお気に入りを選んでみた。
その前に、有名曲だけに色んなサイトやブログで「オススメ」の CD などが紹介されているので、その中の二つほど引用しておく。
Ontomo の記事(↓)でのベスト 3 は、タチアナ・ニコラーエワ、グレン・グールド、ティル・フェルナーである。文句のつけようがないし、私のお気に入りピアニストであるティル・フェルナーさんが選ばれているのは嬉しい。
✏️バッハの「平均律クラヴィーア」を聴きたい3選――その奥深い魅力に迫る(Ontomo)
下記ブログ記事で紹介されていた「レコード芸術」2020年5月号「特集 新時代の名曲名盤500」では、リヒテル、ニコラーエワ、シフ、シュ・シャオメイ、シュタットフェルト、エマール、グールドの名前が挙がっている。
✏️今日聴いたCD J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 BWV846-893【1】(クラシック音楽の名曲名盤この一枚)
で、上のオススメ以外で聴いたのが、キース・ジャレット、コルネリア・ヘルマン、ポリーニ、アファナシエフ、エルバシャ、バレンボイム、グルダ、コロリオフ、ソコロフ、アシュケナージ。
今回私の好みで選んだのは、ポリーニ、シフ、コロリオフの 3人(順位はとくにないが、何となくこの順番?)。上で紹介した記事にポリーニやコロリオフが入ってないのが不思議だ。私の感覚が世間とズレているのか…(^^;)?
マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini、伊、1942 - 2024.3.23)
アンドラーシュ・シフ(András Schiff、ハンガリー、1953 - )
エフゲニー・コロリオフ(Evgeni Koroliov、露、1949 - )
♪ Johann Sebastian Bach - The Well-Tempered Clavier:アルバム(第1・2巻)
チェンバロではクリストフ・ルセ(Christophe Rousset、仏、1961 - )が良かった ♪
オランダ・バッハ協会の音源は色んな人が 1曲ずつ?弾いていて、チェンバリストのカタログのようになっている…(^^)♪
『バッハの鍵盤音楽』では、第11章「《平均律クラヴィーア曲集 第1巻》」BWV846〜869、第12章「《平均律クラヴィーア曲集 第2巻》」BWV870〜893 となっている。
平均律第1巻については 61ページ、第2巻については 57ページを費やして、全 48作品(BWV番号)それぞれの解説が載っている。
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《J.S.Bach の鍵盤音楽》
《Bach.KB. W.F.Bach音楽帳(4):インヴェンションとシンフォニアの名演、シュ・シャオメイ♪!》
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