で、一昨日お手本のアンデルシェフスキの演奏を聴いて、この曲の難しさを再認識した。今はどこまで出来そうか分からないので、一旦「凍結」(「挫折」…?)することにした。
久しぶりにアンデルシェフスキの演奏を聴いて思わず唖然としたのは、自分が練習しているときのイメージとあまりにもかけ離れていること。
前回「弾けそうで弾けないフラストレーション」と書いたが、とんでもない間違いであった。「弾けそうで」という部分はまったくの誤解であったことを思い知らされた…(^^;)。
やはり「28段階難易度」の難易度「26」は正しい評価だったようだ。「26」であれば、私には到底無理な難しさだ。
「凍結」を決めた一番の要素は「テーマ」。アンデルシェフスキの演奏は(プロなので当たり前なのだろうが…)、このフーガのテーマが内声に登場してもベースに登場しても「くっきり」と際立って聴こえる。
キレのいいアーティキュレーションと相まってメリハリのあるとても魅力的な演奏となっている。そこが気に入ってお手本に選んだのだが、自分で練習したあとに聴くと、その凄さがさらによく分かるようになる。
内声でテーマを弾くときは、同じ手の別の指も使っているので、テーマだけ際立たせるなどという「芸当」は私には到底無理…(^^;)。
ハノンの第29番と「13」「1323」のトリル練習も苦戦しているが、こちらは地道にコツコツと続けようと思っている。少しは早く弾けるようになった気はしている。
ここでもアンデルシェフスキの名演奏を楽しませてもらった ♪ とくに第6番の迫力ある連続トリルは、同じ手で他の音もしっかり弾きながら、どうやっているのだろう?と思った。
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