トランペット(協奏曲)の名曲として紹介されるほど、トランペットが目立っている作品だ ♪ 独奏楽器としては、他にオーボエ、リコーダー、ヴァイオリンもあるのに…。
BWV1047
🎼バッハ(1685-1750)の作品一覧/Wikipedia
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「ブランデンブルク協奏曲」(Brandenburgische Konzerte)については、Wikipedia などのネット情報が沢山あるので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ…(^^;)。
久しぶりにオランダバッハ協会の演奏を聴いたのだが、これが素晴らしくノリのいい演奏でビックリ ♪ トランペットの華やかな演奏はまるでジャズ・セッションみたいだ…(^^;)♪
トランペットを吹いているのは Neil Brough(ニール・ブラウ)という人。「バロック・ブラス・オブ・ロンドン」というバロック・トランペットなどの古楽器を中心としたグループにも属しているようだ。
参考✏️バロック・ブラス・オブ・ロンドン(KFAB)
それにしても、この演奏は凄い。
バロック・トランペット(ナチュラル・トランペット)なので、音程を作るためのバルブ(ピストン)はついていない。音程は演奏者の「手加減、口加減」で出すことになる。
しかも、この曲では他の独奏楽器(オーボエやヴァイオリン)並みの速いパッセージを演奏する必要がある。最高難易度の曲と言っていいだろう。
実際、ニール・ブラウさんもかなり苦しそうに吹いている箇所もある。…が、それがまた一種の迫力にもなっている ♪
ちなみに、第2楽章ではトランペットは登場しない。第3楽章まで、トランペット奏者に休む時間を与えるというバッハの心配りかも…? でも、そもそもがかなりの苦行…(^^;)。
実はこのトランペット・ソロ、モダン楽器(普通のトランペット)では演奏不可能なのだそうだ。音域が高すぎるのである。
それで、1950年代になって「ピッコロ・トランペット」という、小型で高音が出せる楽器ができてから、やっとこのブランデンブルク協奏曲第2番の演奏が可能になったとか…。
出典は下記。
✏️ブランデンブルグ協奏曲第2番のトランペット(祐仙の自己満足の自己愛わーるど)
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