個人的には、日本のクラシック音楽シーン入門?のつもりでときどき聴いているが、どうしてもピアノの演奏に興味が行ってしまう。
昨年 8月6日に行われた「平和の夕べ」コンサートで世界初演された、藤倉大さんのピアノ協奏曲第4番「Akiko’s Piano」を見つけたのは、年末近くだった。それから 3回ほど聴いているが、ピアノの音色が美しい曲だと思う ♪
「Akiko’s Piano」はペンデレツキの「シャコンヌ」のあと、9:30あたりから始まる。ピアノは萩原麻未さん。オーケストラは下野竜也指揮の広島交響楽団。
この曲は、藤倉大さんがアルゲリッチのために作曲し、彼女が初演する予定になっていたもの。コロナ禍で来日できなくなったアルゲリッチの代役を務めたのが萩原麻未さん。
私は知らなかったのだが、萩原さんは広島出身で被爆 3世なのだそうだ。
ちなみに、「平和の夕べ」コンサート全体の動画が、YouTube の「広響チャンネル」にあがっている。
それから、金子三勇士さんがシューマン/リストの「献呈」を弾いている動画も…。2020年 9月27日、横浜みなとみらいホールでのコンサートの一曲。有料会員はコンサートの全体を観ることができるようだ。
あと、阪田知樹くんの弾くクライスラー(ラフマニノフ編曲)「愛の悲しみ」というのもある。知っている曲だが、ラフマニノフ編曲を聴いたことがあるかどうか不明…。
今年の目標には入れてないが、いま密かに?考えているのは、もう少し日本のピアニスト(や他の楽器の演奏家)の演奏も聴いてみようか…ということ。
実は、これまでに何度か日本人の「お気に入り」ピアニスト探しをやっていて、その時のやや残念な結果から、ピアニストはやはり海外の方がレベルが高そうだ…と何となく思ってしまっている。
もっと日本人の演奏を聴こうと思い始めた理由の一つは、藤田真央くんの登場(発見)が大きいのだが、もう一つのきっかけになったのは、2018年の浜松国際ピアノコンクールでの牛田智弘くんや務川慧悟くんの健闘だったかも知れない。
コロナ禍が収まって、国際ピアノコンクールが予定通り開催され、日本人ピアニストが活躍して、その結果、日本のクラシック音楽の環境がもっと良くなると嬉しい…(^^)♪
【関連記事】
《TV MAN UNION CHANNEL 面白い:藤田真央くんのアルカンとか♪》
《Akiko's Piano 被爆ピアノによるコンサートが韓国で…》
0 件のコメント:
コメントを投稿