BWV1008 🎼バッハの作品一覧/Wikipedia
第1番を聴いたときに沢山のチェリストを知った&思い出したので、そのあたりを中心に聴いてみた。YouTube の検索で表示された知らないチェリストの演奏も少し…。
前回と同じ動画の 2曲目(↓ 19:42〜)。
♪ Suites violoncelle JS Bach / Marc Coppey(19:42〜:BWV1008)
第1番では「もう一つ『深み』のようなものが欲しい」と書いたのだが、それは音響的なボリューム感だったかも知れない。
音楽的な「深み」は十分にあって、このやや地味な第2番とこの人の演奏スタイルが合っていて、とても丁寧な表現になっていると思う。
この曲を、最後まで惹きつけて聴かせるのはかなりの力量だと思う。そう思ったのは、他の演奏を聴いたときに途中で聴き飽きてしまう演奏も少なからずあったからだ。
ヤーノシュ・シュタルケル、ロストロポーヴィチ、ヨーヨー・マ、ポール・トルトゥリエ、ミッシャ・マイスキー、長谷川陽子など、今回はいずれもピンと来なかった。
コッペイの演奏は 3回聴いてもまったく飽きることなく、最後まで楽しめた ♪
おまけ。前回のマルク・コッペイの紹介メモを再掲しておく。
演奏はマルク・コッペイ(Marc Coppey、1969-)というフランスのチェリスト。18歳でJ.S.バッハ国際コンクールにおいて優勝。イザイ弦楽四重奏団のメンバーとしても活躍した実力派のようだ。「硬派なチェリスト」とも書かれている(下記参考記事)。
✏️フランスの名手マルク・コッペイがショスタコーヴィチの2つのチェロ協奏曲を録音!(Tower Records)
弦の響きも演奏(息づかいのようなもの)もいいのだが、何となくもう一つ「深み」のようなものが欲しいという気もする。(←第2番 BWV1008 の感想)
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