少し前に見つけたドホナーニの『指の練習』曲集、面白そうなので(指の訓練に役に立ちそうなので)、軽くやってみることにした。毎日の練習時間に10分くらい…。
といっても、難しいのは避けて…(^^;)…とりあえず最初の方だけ…。
で、最初の 1番(↑)と 2番は意外と難しかったので、3番〜7番あたりをやることにした。
3番はこんな感じ(↓)。注釈には、他の調(すべて?)でもやるように書いてあるのだが、とりあえずはハ長調だけにしておく。これだけでも、けっこう大変なので…(^^;)。
4番から 6番までは同じような感じ(↓)。
7番は少し違っているが、何とか弾けそうなのでこれもやることにした。
ところが、アマゾンのレビュー欄を見ていたら、
「『ハノン』の感覚で練習すると指に負荷がかかり過ぎる…大人で趣味程度の方や初めてピアノを弾く方は、注意が必要との事…ゆっくりと弱く弾くのを心がければ良いらしい…」
「やり過ぎて指や手の甲の腱鞘炎にならないよう気をつけましょう」
…などと書いてあった。
ちょっと心配になったので、練習方法を書いた記事を探してみた。そうしたら、懇切丁寧に書いてある記事(↓)を発見…(^^)!
私なりに要約すると…。
押さえている指には鍵盤を押し込むような力をかけない。動かす指もすべて鍵盤に軽く触れた状態にする。鍵盤を押すときはキーの動きを感じながら「ゆーーーーっくり」降ろして、「ゆーーーーっくり」上げる。
動きの中で、指に少しでも余計な力が加わったら、一度手を離してもう一度やり直す。
1音ずつの動きが無理なく無駄なくできるようになったところで、ようやく音を繋げる。
けっこう大変で地味な練習だなぁ〜と思いながら、ついでに上の記事で紹介されていた動画(↓)も見てみたら、この先生も「地味!」と言っていた…(^^;)。でも、ちゃんとやると効果抜群らしい…(^^)♪
ポイントは、
指先(第三関節=手のひら側より先)と脳の司令のトレーニングなので、腕はまったく使わないこと。ピアニッシモでゆっくり弾くこと。片手ずつできるようになってから両手に移ること。一つの課題を半年くらい続けてもよい。
…といったことのようだ。毎日少しずつでいいのは私に合っていそうだが、ちょっと忍耐力も必要になりそうな気がしてきた…(^^;)。
一つだけを半年…というのは私向きではないので?、最初に考えた通り 3番〜7番を気の向くままにやってみようと思う。
とはいえ、当面の間は「1音ずつの動きが無理なく無駄なくできる」ようになることを目指して、片手ずつ…というより指の一本ずつを地道にコツコツやるつもり…(^^)♪
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2 件のコメント:
こんにちは。初めてコメントさせていただきます。
ドホナーニについては、最近いろいろな方に取り上げられていますよね。
私も初めて中村紘子さんのご著書『ピアニストという蛮族がいる』で、知りました。ジュリアード留学時代に習った、ロジーナレヴィン先生から奏法の基本から直されたときに、ドホナーニ(ご本人はドフナニーと書かれています。)を半年繰り返したと書かれていました。中村紘子さんのような偉大なピアニストでも半年じっくり練習されたのですものね。私も頑張ろうかな、と思いました。ぴあさんの投稿を見て思い出しました。ありがとうございました。
コメント、ありがとうございます ♪
『ピアニストという蛮族がいる』は私もずいぶん前に読みました。…が、ドホナーニ(ドフナニー)のことはまったく気が付きませんでした…というか、当時ドホナーニを知らなかったので…(^^;)。中村紘子さんでも半年ですか…。私も毎日少しずつですが続けています。私の場合、少なくとも1〜2年くらいやらないとダメかも知れませんね…。
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