その佐藤俊介、実は凄い音楽家のようで、34歳の若さでオランダバッハ協会の音楽監督に就任している。そして、そのバッハ協会は今 "All of Bach" という、バッハの全 1,080作品を新たに録画するという壮大なプロジェクトを進めているところだ ♪
オランダ・バッハ協会(Netherlands Bach Society / De Nederlandse Bachvereniging)は、最も古いバロック音楽古楽器アンサンブルの一つ。1921年に少数の音楽家によって立ち上げられた。今年は100周年に当たる。
バッハの「マタイ受難曲」をそれが本来鳴り響く場所である教会で演奏するというのが、設立当初の目的の一つで、現在でも毎年ナールデンの大教会で演奏されている。
詳しくは、協会の公式サイトに日本語のページ(↓)がある。
このオランダ・バッハ協会が 2013年から進めているのが "All of Bach" プロジェクト。J.S.バッハの全作品を新たに演奏し美しい動画に収録するという壮大なプロジェクトである。
動画は、無料で "All of Bach" 公式サイト(→ https://www.bachvereniging.nl/en/allofbach)およびオランダ・バッハ協会の公式 YouTube チャンネル(→ ♪ Netherlands Bach Society)で公開される。
バッハの全作品 1,080曲のうちすでに 200以上(340以上と書いてある箇所も…)の作品が公開されているそうだ。現在も定期的に新たな録音が追加されている。
演奏以外にも、演奏者が自ら曲目を解説し、作品が生まれた背景などを詳しく語る動画もアップされている。…が、言葉の問題があるのでなかなか難しい…(^^;)。
佐藤俊介のこの動画(↓)は英語で喋っていて、英語の字幕も出るのでなんとか理解できる。練習風景もあって興味深い ♪
このオランダ・バッハ協会の音楽監督を勤めるのがヴァイオリニスト佐藤俊介である。
Wikipedia(→ https://ja.wikipedia.org/wiki/佐藤俊介_(ヴァイオリニスト))や本人の公式サイト(→ https://www.shunskesato.com:英語)に詳しいプロフィールがあるし、有名人らしいので、自分自身のためのメモ程度に書いておくと…。
1984年 6月10日生まれ。2歳からヴァイオリンを始める(スズキ・メソード)。4歳のときに米国ペンシルベニア州フィラデルフィアへ移住。ジュリアード音楽院プレカレッジなどで、ドロシー・ディレイ、 川崎雅夫に学ぶ。…2000年10月にニューヨーク・リサイタルデビュー。
2018年6月1日、オランダバッハ協会音楽監督に就任。2019年9月28日〜10月6日、オランダバッハ協会の日本ツアーを京都、神奈川、埼玉、広島、東京で行う。
現在、オランダ・バッハ協会の音楽監督の他に、ドイツの古楽器アンサンブルコンチェルト・ケルンのコンサートマスターも務めている。また、アムステルダム音楽院バロックヴァイオリン科主任教師。オランダ在住。
演奏家として、モダン奏法と古楽器奏法、現代音楽とバロック音楽、室内楽と協奏曲を手がける一方、自ら協奏曲のカデンツァの作曲、編曲、CDのライナーノーツ執筆および英訳も手がけている。
今年の目標の一つに、バッハの作品100曲を聴くという《Bach100BWV🎧》プロジェクトを入れているので、この "All of Bach" プロジェクトは本当にありがたいと思う…(^^)。
これまででは、無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 BWV1001 でお気に入りに選ばせてもらったが、今後は必ず "All of Bach" の音源もチェックするようにしたい ♪
ちなみに、鍵盤楽器(ハープシコード)の録音も進んでいて、ゴルトベルク変奏曲や平均律やフランス組曲などなど興味深い演奏がたくさん上がってる。
ハープシコードで聴く「ゴルトベルク」もなかなか素晴らしい ♪ 163万回以上の視聴回数、3万以上の「いいね」を貰っているこの動画(↓)はオススメかも知れない…(^^)♪
演奏しているのはジャン・ロンドー(Jean Rondeau)という、1991年4月23日パリ生まれのチェンバロ奏者。ヒッピー(もう死語か…(^^;)…)みたいな格好でビックリしたが演奏は本物。ちなみにジャズ・カルテット "Note Forget" もやっているようだ。
また、インヴェンションでは子供たちの演奏も聴けてなかなか楽しい…(^^)♪
いろいろと楽しみが増えてきた…🤗
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