世界的になかなかコロナ禍が収まらない中、ショパン国際ピアノコンクールの予備予選が 7月に延期されたようだ。元々は 4月8日~19日に予定されていたもの。
10月 2日からの本選のスケジュールには変更がない。
公式サイトの発表(↓)によると、新しい日程は 7月12日〜23日。場所は変わらず "the Chamber Hall of the National Philharmonic" の予定。
なお、本選については「10月に開催されると信じている」という表現になっている。
"We believe that the awaited 18th International Fryderyk Chopin Piano Competition will take place in in October 2021"
昨年も、4月に予定されていた予備予選が 9月に延期され、その後コンクールそのものが 1年延期となって、さらに今回…。予備予選で言えば 3度目の延期かな…(^^;)。
出場予定のピアニストたちは本当に大変だろうと思う。お気の毒…というしかないが、こういう状況に負けずに頑張っていい演奏を届けてほしいと願う。
《ショパン国際ピアノコンクール予備予選出場者164人の顔ぶれ ♪》
《ショパンコンクール予備予選は9月18日〜29日に》
WHO サイトでポーランドの状況を見ると、こんな感じ(↓)。多い日には 1万人を超える感染者が確認されている状態が続いている。人口約 3,800万人の国にしてはちょっと多い…。
実は最初に見た Slipped Disc の記事(↓)の最後には "Fingers crossed." (幸運を祈る)と書いてあるが、本当に「幸運」に頼るしかなさそうだ。本選も…😢。
ちなみに、5月 3日からの開催が予定されているエリザベート王妃国際音楽コンクールの方は、今のところ何のアナウンスもない。予定通り開催という方向で進んでいると思われる。
ベルギーのコロナはやや落ち着いてはいるようだが、他の国から来るコンテスタントのことを思えば、世界規模でコロナ禍が収まらないと厳しいのではないか?とも思うが…。
こちらも "Fingers crossed." かな…。
追記@2021/01/19 15:10
MCS Young Artists のブログにこんな記事(↓)が出ていた。ホールの火事のニュースは知っていたが、「エリザベート国際コンクールのメイン会場」だったとは! 本当に、ホールが無事だといいのだが…。
0 件のコメント:
コメントを投稿