そして。今夜にはショパン国際ピアノコンクールの予備審査出場者が発表されることになっている。予備審査はワルシャワで4月17日〜28日に予定されているが、予定通り開催するかなどについても、同時にアナウンスがあるようだ。
上の地図は、WHO の新型コロナ感染確認者マップに5月までの主な国際ピアノ(音楽)コンクールの予定と開催地を入れてみたもの。
ポーランドの感染者は6人と少ないものの、今後どうなるかは分からない。ショパンコンクール公式サイトの記事では、感染者数の多い国からの航空便のことを心配していた。
ヨーロッパで一番感染者数が多いイタリアでは、ミラノを含むロンバルディア州などが封鎖されてしまった。
なので、ミラノで行われている"Antonio Mormone International Prize"(アントニオ・モルモン国際賞)のセミファイナルは当然延期となっている。
キーシンが chairman(名誉会長?)を務める国際音楽賞で、その第1回目だけにちょっと期待していたのだが…。3月22・23日で最後の2人が終わる予定だったのに…。
《キーシン名誉会長のコンクールがセミファイナルへ ♪》
《キーシンがchairmanを務めるピアノコンクールが始まる ♪》
現時点では、他のコンクールの中止・延期は発表されてないようだ。
エリザベート王妃国際音楽コンクールの出場者は、応募者 331人から選ばれた男性 58人、女性16人の合計 74人。韓国 17、ロシア 12、日本 9、フランス 8、中国 6 など。
日本人9人は下記。昨年のロンティボーで2位となった務川慧悟くんの名前もある。
《ロンティボー:三浦くん・務川くん Grand Prix 1位 2位!♪》
Wataru Hisasue
Kaito Kobayashi
Shiori Kuwahara
Keigo Mukawa
Ken Nakasako
Yu Nitahara
Kazuya Saito
Tomoki Sakata
Yuki Yoshimi
日本人以外では、2018年の浜松国際ピアノコンクールで3位入賞のイ・ヒョク(Hyuk Lee)くんの名前も…。このとき、務川くんは5位。
《浜松国際ピアノコンクール:韓国のイ・ヒョクいい ♪》
あと、2015年のチャイコフスキーコンクール3位の Sergei Redkin(セルゲイ・レーディキン(レドキン))も出場するようだ。
《初来日!セルゲイ・レーディキンって?》
…と、気が滅入る…などと言いつつ、結局は新型コロナに触れないわけにはいかない今日この頃…(^^;)。早く過ぎ去ってくれないかな…ホントに…😫
ピアノコンクールの場合、セミファイナルくらいまでは「無観客」でもいいかも。審査員団(お互い2メートル以上離れた席で…)とピアニストだけ…。音大の試験というのはそんな感じなのかな…(^^;)?
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