延期が決まったのは、エリザベート王妃国際音楽コンクール、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール、モントリオール国際音楽コンクールの3つ。
3つとも5月の初めから開催予定だったが、ほぼ同時に同じようなアナウンスがあった。「新型コロナあるいは政府の規制により延期する」「延期後の日程は(延期が可能かどうかも含め)これから検討し、決まりしだいお知らせする」といった内容だ。
3つのコンクールの「延期告知」の Facebook 記事は以下。
それにしても、出場予定のピアニストたちは本当にお気の毒だ。この時期に合わせて練習計画を立てたり準備をしていただろうに…。日本人もかなり含まれている(↓)。
一方で、いまだに何の告知もない オルレアン国際ピアノコンクール は大丈夫なのだろうか? 時期はこちらの方が早い(4/16〜26)のだけれど…?
それと、5月に東京で開催予定のラ・フォル・ジュルネも…? 今のところ、公式サイトに出ているのは以下のお知らせくらい。来日キャンセルのアーティストは「ロイヤル・ノーザン・シンフォニア」のみ…。
- 3.16 託児サービス受付延期のお知らせ
- 3.12 チケット一般発売延期のお知らせ
- 3.12 アーティスト来日キャンセルのお知らせ
そういえば、オリンピック/パラリンピックもそろそろ、「何が何でもやるぞ!」から「やれるかどうかの科学的で誠実な検討」に移るべきではないだろうか?
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