2020年1月3日金曜日

ラ・フォル・ジュルネ:藤田真央、ラルス・フォークトなど ♪

年末にラ・フォル・ジュルネTOKYO 2020 のプログラムが一部公開されていた(↓)。ピアノ関連で興味を惹かれたものを挙げてみたい。

✏️LFJプログラム一部速報(PDF)




藤田真央くんは5月4日のプログラムに登場する。曲は、ベートーヴェンの「ピアノと管弦楽のためのロンド 変ロ長調 WoO6」と「ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための三重協奏曲 ハ長調 op.56」。

三重協奏曲で共演するのは「昨年 LFJ で人気を博した気鋭のニキータ・ボリソグレブスキー(ヴァイオリン)と、ロシアを代表する妙手アレクサンドル・ クニャーゼフ(チェロ)」 。オーケストラはリオ・クオクマンが指揮するシンフォニア・ヴァルソヴィア。


ラルス・フォークトは今回大活躍だ、指揮者としてもピアニストとしても…。ピアノ協奏曲では第2番・第3番を弾き振りするようだ。室内楽(ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 op.70-1 「精霊」)にも登場する。

フランスのベートーヴェン弾きといわれるフランソワ=フレデリック・ギィもピアノ協奏曲第4番を弾き振りする。オケはシンフォニア・ヴァルソヴィア。

ボリス・ベレゾフスキーは、ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を弾くほかに、「カルト・ブランシュ」プログラムも用意している。ベレゾフスキーは以前にもやったはず…。

「カルト・ブランシュ」(Carte Blanche)とはフランス語で「白紙委任状、白紙」という意味。曲目はピアニスト任せとなる。レストランで "Carte Blanche" と言えば「シェフおまかせ」ということになる。

ネルソン・ゲルナーもピアノ協奏曲第5番「皇帝」を弾く。オーケストラは、アンドラーシュ・ケラー指揮のコンチェルト・ブダペスト。

福間洸太朗も同じアンドラーシュ・ケラー指揮コンチェルト・ブダペストで、弾くのは「ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 op.37」。

また、同じ指揮者・オケで、クレール・デゼールというピアニストが「ピアノ協奏曲 ニ長調 op.61a(ヴァイオリン協奏曲 op.61 のピアノ編曲版)」を弾くことになっている。

初めて聞く名前だが、調べてみると 2018年のラ・フォル・ジュルネにも出演している。

✏️クレール・デゼール(ピアノ)


それから、今回やっと「マスタークラス」が事前予約制になったようだ。

有料の指定席となるようだが、1時間以上待ち行列に並ぶことを思えば、有料でも「事前予約」が断然ありがたい。でも「抽選」なのかも知れない…(^^;)。

マスタークラスの内容は4月上旬に発売されるとのこと。


もうひとつ、「前夜祭」が5月1日にあるのだが、今年は「豪華ピアノの饗宴」となるらしい。どんなピアニストが出演するのかまだ分からないようだ。

そういえば、「速報」の中にはグッチちゃん(マリー=アンジュ・グッチ)の名前がなかったなぁ…。アレクサンドル・カントロフも来ないのかなぁ…(^^;)?



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