本当は自分が弾きたい曲をバンバン弾いて「100曲!」というのが、最初のイメージだったのだが、弾きたい曲というのは大体において難しいので、そう簡単には弾けない…。
弾くといっても、ちゃんと仕上げるのは無理なので、ある程度感じがつかめるくらい…、まぁ、試し弾きよりはマシかな?…くらいのつもりなのだが…。
それでも、中級以上の曲は3日くらいではとてもこなせない訳だ。
そもそも、年間100曲を弾くには「3日で1曲」が必要ということを、ほとんど考えずに目標を立てたのが問題なのだが…(^^;)。
一番簡単な対処法?としては、100曲を50曲とか30曲にしてしまうことだが、今年が始まったばかり(…といってもそろそろ1月も終わりだけど…)で目標を下げるのも、なんだか気が引ける…(^^;)?
…で、何とか目標を下げずに、頑張れば何とかなるかも…と思えるやり方はないかと考えてみた。「ない知恵を絞る」とはこういうことだったんだ…などと思いながら…。
そして、絞り出した案が次のようなもの。
- ツェルニーみたいな練習曲も入れる
- ブルグミュラーみたいなものも入れる
- 変奏曲のそれぞれを1曲と数える(ゴルトベルクとかディアベリとか)
- 難しい曲は部分的な練習でよしとする(残りは試し弾き程度で…)
- ポピュラー音楽(ジブリとか…)も入れる
- 仕上がりレベルにはこだわらない
つまり、「質=弾きたい曲」を捨てて「量=100曲」をとるという、ちょっと姑息な手段ともいえなくないが…。質をとるか量をとるか?という問題になってきた…(^^;)?
1. のツェルニーと 2. のブルグミュラーは、小さい頃からピアノをやっている人は必ずやっているはずの曲な訳だが、定年後の趣味としてピアノを始めた私としては、ほとんど弾いたことがない曲が多いはず…。
なので、基礎練習の一部としてやってみてもいいかも…と思わないでもない。「練習曲」を1曲と数えるかどうかには目を瞑(つぶ)るとして…?
ホントは、基礎練習は曲の中でやるというのが、私の基本方針?なのだけれど、ピアノを趣味とする者として知っておいて(弾いたことがあることに)損はないかな…?…というのが選定理由…(^^;)?
3. の「変奏曲」は、昨年部分的にやった「ディアベリ変奏曲」の残りも一通りやってみようか…と思ったのがきっかけだが、そういえば憧れの「ゴルトベルク変奏曲」もあるではないか!…ということで…。
ポイントは、各変奏曲を1曲とカウントすること。「ディアベリ」はテーマと4つの変奏曲をやったので、あと29曲も残っている…(^^)!
4. の「難しい曲は部分的な練習でよしとする」は、ちょっと後ろめたさが残るのだが、例えば「ラ・カンパネラ」の出だしの部分だけとかをある程度弾ければ、ちょっとカッコ良かったりするかも…(^^;)?…というのが動機??
でも、ピアノソナタなどはこれまでも楽章ごとに(1曲という感覚で)練習してきたわけなので、その延長線上にあると思えば、それもアリなのかも…?
そういえば、ラヴェルのピアノ協奏曲の第2楽章のオーケストラが入る前までをお遊びで弾いてみたことがある。これはちょっと気持ちよかった ♪
さらに、そういえば、ショパンのバラード第2番も最初の Andantino 部分だけ練習したことがある。これも楽しかった ♪
…と、思い起こせばけっこうやってるじゃん…(^^;)!?
5. のポピュラー音楽は、これまでにも何度か挑戦したことがある。ジブリとか坂本龍一とかカーペンターズとか映画音楽とか…。
実は、私にとっては苦手分野でもある。でも、こういう曲もきれいに弾けたらいいだろうなぁ…という気持ちはちょっとだけ残っている。ホントはジャズピアノに憧れるのだけれど、私のリズム感ではどう考えても無理…(^^;)。
ポピュラー音楽のいいところは、割と短くて、定型パターンが多くて、自分の力量にあった編曲が選べる(こともある)といったところだろうか…。
6. の「仕上がりレベルにはこだわらない」は、一応書いてはみたものの、よく考えてみると、そもそもこだわっていなかったんだった…といま気がついた…(^^;)。
試し弾きよりは少しマトモに…という気持ちはあるのだが…。まぁ、そのときの気分次第ということにしておこうと思う ♪
…と、いくつか案を捻り出したのだが、さて、どうしよう?
「質=弾きたい曲」は捨てたくないし、といってその方向に行けば必然的に曲の数が減ってしまうだろうし…。
まぁ、とりあえずは質と量の折衷案で、いろいろな曲(や曲の一部?)を取り混ぜて、一応は?「100曲」を目指すことにするかな…?
まずはお気楽に?「ブルグミュラー」でもやってみるか…(^^)♪
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