2020年1月26日日曜日

BTHVN op.7: ピアノソナタ第4番一押しはファジル・サイ!

「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト、今日は Op.7 ピアノソナタ第4番 変ホ長調(1796-9)。昨日《ファジル・サイ渾身のベートーヴェン:ピアノソナタ全集 ♪》に書いたように、ファジル・サイにこの曲の良さを改めて教えてもらった ♪



Op.7

🎼 List of works by Ludwig van Beethoven


ベートーヴェンのピアノソナタには様々なピアニストの名演があるが、個人的に一番ベートーヴェンらしさ?を感じていたのはダニエル・バレンボイムの演奏だった。

その考え(感じ方)を一部修正しないといけないかも…と思ったのがファジル・サイのこの演奏だった。とくに第1楽章はとても気に入った。バレンボイムより "con brio" 感が出ていて、その推進力にひき込まれた ♪

💿 Beethoven Piano Sonata No.4 I Allegro molto e con brio(Spotify へのリンク)


改めてバレンボイムの演奏(↓)を聴いてみた。これはこれで相変わらず好きなのだけど、聴き比べるとやや優しい、ソフトな感じがする。

少なくともこのソナタに関しては、ファジル・サイの方がよりベートーヴェンらしいと思った。…というのは、あくまで私個人の感想でしかないですが…(^^;)。


Beethoven | Piano Sonata No. 4 in E flat major | Daniel Barenboim



ちなみに、このピアノソナタは "Grand Sonata" と呼ばれることもあるようで、曲の長さ(30分ほど)でいうと、全32曲のピアノソナタの中でも第29番(ハンマークラヴィーア)に次ぐ大作だそうだ。

カール・ツェルニーは、「熱情」と愛称で呼ばれるべきは第23番ではなくこのソナタではないかと述べているらしい。(以上、Wikipedia 情報)



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