今日は Op.1 の3曲のピアノトリオ。
Op.1
弦楽四重奏曲など弦だけの室内楽はあまり聴いてこなかったが、ピアノを含む作品はピアノコンクールなどで聴くようになって、少しは身近に感じるようになってきた。
Op.1 がピアノ三重奏曲というのは、この「ベートーヴェンの全作品を聴く」プロジェクト?のスタートとしては敷居が低くてとりかかりやすかった…(^^)♪
YouTube で検索すると、メナヘム・プレスラーを含む "Beaux Arts Trio"(ヴァイオリンは Isidore Cohen、チェロは Bernard Greenhouse という人)の演奏があって、なかなか良かった。
楽譜が表示されるので、ピアノと同時にヴァイオリンやチェロの音も追いかけられるので、ちょっとした新しい体験で面白かった。
YouTube の解説によると、この作品が献呈されたリヒノフスキー侯爵の屋敷で 1795年(同じ年に出版)に初演されたとある。貴族の屋敷で演奏されるのにふさわしい雰囲気を持っている。
作品1は3曲のピアノ三重奏曲からなる。第1番(Op.1-1)は、軽やかさがなかなかいい感じである。第3番(Op.1-3)は聴き覚えがあって、3曲の中では一番気に入った ♪
ところが、ネットで解説したものをパラパラみると第3番はあまり評判がよくない。ハイドンは1・2番だけ出版した方がいいと助言したとか…。また「一般にはあまり知られていない」という紹介記事のようなものもある…(^^;)。
唯一の短調であり、当時の音楽としてはやや感情を表に出しすぎる、という評価もあったようだが、それが私のお気に入りポイントなのかも知れない。
以下、YouTube 音源。演奏はいずれも "Beaux Arts Trio"(Menahem Pressler, Piano; Isidore Cohen, Violin; Bernard Greenhouse, Cello)。
ピアノ三重奏曲第1番(Op.1-1)
ピアノ三重奏曲第2番(Op.1-2)
ピアノ三重奏曲第3番(Op.1-3)
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