《LFJ2019(ラフォルジュルネ)でマリー=アンジュ・グッチ来日 ♪》
✏️ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 2019
で、一番気になっているグッチちゃん(マリー=アンジュ・グッチ)のプログラムを見てみると、なかなか面白い曲目が並んでいる…。
5/3 20:30-21:15
マリー=アンジュ・グッチ(p)
リスト:「巡礼の年」第3年から 抜粋
タンスマン:ミニチュア版・世界一周
ラヴェル:組曲「鏡」から 海原の小舟
サン=サーンス:6つのエチュード op.111から ラス・パルマスの鐘
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」終楽章による トッカータ
5/4 13:30-14:15
マリー=アンジュ・グッチ(p)
リゲティ:ピアノ練習曲集第1巻から 第6番「ワルシャワの秋」
リゲティ:ピアノ練習曲集第2巻から 第13番「悪魔の階段」
ブゾーニ:インディアン日記第1巻
ラヴェル:組曲「鏡」から 海原の小舟
サン=サーンス:6つのエチュード op.111から ラス・パルマスの鐘
サン=サンース:ピアノ協奏曲第5番「エジプト風」によるトッカータ
5/5 14:30-15:15
マリー=アンジュ・グッチ(p) 金子三勇士(p)
シンフォニア・ヴァルソヴィア フアド・イブラヒモフ(指揮)
リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
フランスのナントで開催された LFJ のプログラムと比べると、スクリャービンのソナタ第5番と Froberger の作品がなくなっている。その代わりに?タンスマンの「ミニチュア版・世界一周」(初めて聞く曲:これか?→♪ Tansman, Le tour du monde en miniature (Maria Argentiero))というのが追加されている。
ブゾーニの「インディアン日記」と曲名も初耳(これとか?→♪ ブゾーニ/インディアン日誌第1巻 No.1, Op.47, Kind.267 pf.赤松林太郎)。リゲティの練習曲は聴いてみたい。サン=サーンスのエチュードはグッチちゃん、よく弾いているみたいで、"En Miroirs" というCDにも1曲(Op.111-6)入っていた。
「ピアノ協奏曲第5番『エジプト風』によるトッカータ」というのも「6つのエチュード」の中の1曲(Op.111-6)である。
あと、今回初めてみる未知のピアニストが二人ほどいた。
チャイコフスキーの「四季」から「舟歌」、ドビュッシーの版画、ムソルグスキーの「展覧会の絵」、そしてショパンなどを弾くゲオルギー・チャイゼ。そして、リストの「巡礼の年 第3年」を弾くナタナエル・グーアン。
✏️第35回横浜市招待国際ピアノ演奏会 in 横浜みなとみらいホール
プロフィールを見ると、1988年ロシア、サンクトペテルブルク生まれ。モスクワ音楽院でセルゲイ・ドレンスキーに、ベルリン芸術大学でクラウス・ヘルヴィヒに師事。ホーネンス国際ピアノコンクール第1位など。
ナタナエル・グーアン(Nathanaël Gouin)は去年もラフォルジュルネに来ている(↓)。
✏️ナタナエル・グーアン
プロフィールを見ると、パリ国立音楽院、ジュリアード音楽院卒。ピリス、ペヌティエ、バシキーロフらに師事。ブラームス国際コンクール(ソロ)などの優勝がある。
チャイゼと同じ横浜市招待国際ピアノ演奏会に2017年に出演している。
さて、今年のラフォルジュルネ、どうしよう? 去年はチケットが取れたのに自分の都合で行けなくなったし、人気ピアニストのチケットは抽選で外れる確率も高いし…。
それに、やはりプログラム(曲目)がつまらない。今年のテーマは「ボヤージュ 旅から生まれた音楽(ものがたり)」らしいのだが、テーマを決めても演奏されるのは相変わらずのショパン、リスト、モーツァルトなど定番の曲がほとんどだ…。
ナントのラフォルジュルネは、もっと面白いプログラムや魅力的なピアニストが多いような気がする…(^^;)。
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