まだまだ寒いのに3月もあと2週間ちょっとしかない。練習の進み具合が芳しくないので少し力(リキ)をいれなくては…。いや力は抜いて(脱力して)…、頑張らなくては。
ということで、まだまだの状態ではあるが、久しぶりに録音してみた。ショパンのプレリュード「雨だれ」である。で、相当にガッカリしたのだが、なかでも…。
以前にも、《大人のピアノ練習方法としての「録音」》で書いたのだが、
①弾きながら感じているテンポとまったく違う
のだ。遅いのだ。
「鑑賞」として聴いていたのはアシュケナージの演奏で、5分33秒かかっている。なので、目標は6分ぐらいと考えていた。平均すると「M.M.=60」のテンポである。
ところが、録音してみると、数回の停止はあるものの8分近くかかっている。ちょっと差がありすぎる!
仕方ないので、メトロノームを使って弾いてみた。弾けない速さではない。むしろ、中間部分では弾きやすく感じた。より音楽が流れていく感じ。
問題は「速く弾けるかどうか」ではなく、どうも「テンポの感じ方」にあるようだ。その原因を解明する必要がある。
技術の問題(速く弾けない)もあるとは思うが、「表情をつけようとすると遅くなる」といった一般傾向もありそうだ。しかし重要なのは「自分の弾く音をありのまま聴く」能力を磨くこと、なのかな…?
当面はメトロノームを使って練習することにした。
それともう一つは、YouTubeでお手本になる弾き方を探すことにした。アシュケナージやホロビッツは素人にはお手本にできない。
いい感じの動画を見つけたので、これをときどき聴きながら練習の参考にしようと思う。あと2週間で仕上げるぞ!
(電子ピアノでアパートの一室で初見?で弾いているみたいだが、結構うまいしお手本になるのではないかと思った。ちなみに、5分41秒。)
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《大人のピアノ練習方法としての「録音」》
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