近況、というか「雨だれ」の進み具合の中間チェックをしてみる。
『ショパン「雨だれ」目標管理シート』で設定した期限は3月31日。なので、あと3週間と少し。
現時点で出来ていることを並べてみると。
- 最低限の譜読みは終わった(一応「暗譜」した)
- 9度を含む和音もなんとか弾けるレベルにはなった
- 中間部分の前半は止まらずに弾けることもある
一言でいうと「ボチボチ」と言いたいが、実態は「まだまだ」という感じだろう。
最大の課題は「止まらずに通して弾く」こと。とくにフレーズ間のつなぎ部分で引っかかることが多いので、そこは意識して練習している。
もう一つは「装飾音符」。4箇所あるうち、なんとかつながるのは最初の一箇所くらい。これも特訓が必要だ。
そのあたりがクリアできたとして、そのあとに控える課題が「ディナミーク」「アーティキュレーション」「ルバート」「アゴーギク」という専門用語の群れ。おそれ多くも「目標」に設定してしまったので、少なくともトライはしたいと思っている。
そのあたりを意識しながら、アシュケナージの演奏をあらためて聴いてみた。ディナミーク、強弱の幅が大きいことは以前から気がついていたが、アゴーギクというのか、速度の変化も思った以上につけている印象である。
それが不自然に感じられないのは、全体の音楽(旋律)の流れがしっかりしていて、かつ「歌う」ことができているためであろう。なかなか真似のできることではなさそうだ。
とりあえずは、フレーズのつなぎをなんとかするために「ルバート」を使ってみようか…?(ちょっと「姑息」な感じがする後ろめたさもあるが…)
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