先日の記事で「曲についてもう少し背景を調べたり、分析(アナリーゼ)の真似ごと」をしたいと書いた。とりあえず、ということでネットで調べ始めたら、Yahoo!知恵袋に次のような解説(回答)があった。分析というよりは、弾き方の説明と注意など。
✏️ショパンの「雨だれのプレリュードop28-15」を弾いています。細かい演奏方法、もしくは、載っているサイトがあったら教えてください。
2014年2月28日金曜日
いい演奏をよく聴く〔連載(6:別稿) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(6:別稿)いい演奏をよく聴く
※(9)は(6)と内容がダブってました、失礼しました。
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ピアノが上達するには、技術のレベルだけではなく、「音楽性」の向上も必要だと思う。しかしひと言で「音楽性」と言っても、その内容はなかなかつかみ難いし、向上のための方法論もこれといった決定版はない。
2014年2月27日木曜日
弾き方を難しくしている初心者の勘違い?
昨日に続いてもうひとつ、初心者を苦しめているかもしれない「固定観念」について。
指馴らし兼「脱力」練習用に、少し前から譜読みを始めたのが、バッハの平均律第1巻第2番のプレリュードである。その出だし1~2小節目(下図)で引っかかったことがある。
2014年2月26日水曜日
「雨だれ」指が届かない和音の弾き方発見!
「雨だれ」の譜読みを始めた頃に、《指が届かない!「雨だれ」》の記事で、9度を含む和音が届かないという話を書いた。それから1ヵ月以上、四苦八苦していたのだが、どうやら何とかなりそうな感じになってきた。
課題や目標を設定する〔連載(8) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(8)課題や目標を設定する
それぞれの曲を練習するのは、その曲をうまく弾けるようになりたいからである。したがって、基本的な目標は「この曲を(いつまでに)弾けるようにする」となるだろう。
なのだが、私の場合、「連載(5)曲の中で基本練習を行う」でも書いたように、曲の中で基礎技術なども練習したいので、もう少し具体的な目標を設定するようにしている。簡単な「目標管理シート」のようなものを使うことをお薦めしたい。
2014年2月25日火曜日
いい演奏とは…内田光子さんのドビュッシーを聴いて
今度の日曜日に、児玉桃さんのリサイタルを聴きに行くことにした。プログラムは、
バッハ:イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971
細川俊夫:エチュードⅠ~Ⅵ(2011~2013)
ドビュッシー:12の練習曲
である。以前から、日本の作曲家の現代曲とか日本人ピアニストに興味があったので、とても楽しみにしている。しかも、細川俊夫さんの曲を初演したのはこの児玉桃さんらしい。
もうひとつのドビュッシーの練習曲は、あまり聴いたことがないので、予習をすることにした。例によって、YouTubeを検索してみる。
いい演奏とは…内田光子さんのドビュッシーを聴いて
今度の日曜日に、児玉桃さんのリサイタルを聴きに行くことにした。プログラムは、
…である。
以前から、日本の作曲家の現代曲とか日本人ピアニストに興味があったので、とても楽しみにしている。しかも、細川俊夫さんの曲を初演したのはこの児玉桃さんらしい。
- バッハ:イタリア風協奏曲 ヘ長調 BWV971
- 細川俊夫:エチュードⅠ~Ⅵ(2011~2013)
- ドビュッシー:12の練習曲
…である。
以前から、日本の作曲家の現代曲とか日本人ピアニストに興味があったので、とても楽しみにしている。しかも、細川俊夫さんの曲を初演したのはこの児玉桃さんらしい。
2014年2月24日月曜日
ショパン「雨だれ」目標管理シート
ソチ五輪も終わったし、そろそろ気合を入れてショパンの「雨だれ」に取り組まなくては!と思う今日このごろである。
譜読みはそこそこ出来てきたが、なかなか先が見えない。というか、1~2小節ごとに引っかかる状態から抜け出せない。中間部分の和音は、だいぶまともになってきたような気がするのだが…。
「脱力」奏法の練習〔連載(7) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(7)「脱力」奏法の練習
ピアノの弾き方(奏法)で一番大切なこと、しかし難しいことは「脱力」である、とよく言われる。そして、大人になって、筋肉や体が硬くなってからピアノを始めた者にとってはさらに難しい。
しかし、上達するにはたぶん避けて通れない。ので、大人なりの練習法を考えてみた。実践して、少しずつではあるが進歩を感じている方法を3つほど書いてみる。
2014年2月22日土曜日
モーツァルトから学べること:「バレンボイム音楽論」より
2014年2月21日金曜日
ラフォルジュルネ:初登場ピアニスト3人
昨日の記事《ラフォルジュルネのピアニストと演目》を見ながら、どれを聴きに行こうかと考えていたところに、ラフォルジュルネの事務局からメルマガが届いた。
そのなかに、初登場のピアニストが紹介されていた。のだが、そのリンクをクリックしてビックリ!若い男性の顔写真がドーンと出てきたのである。よく見ると下に小さく紹介文があるのだが、最初は「顔で選べ」と言いたいのかと思ったほどである…(^^;)。
2014年2月20日木曜日
ラフォルジュルネのピアニストと演目
ラフォルジュルネのプログラムが発表された。
とりあえず、ピアニストと曲目をざっと拾い出してみた。
なじみのあるピアニストはあまりいないようだ。まあ、これまで知らなかった演奏家を知ることのできるのも、こういうフェスティバル形式のいいところだと思う。プログラムを見て、どの日に行くか、ゆっくり楽しみながら決めたいと思う。
2014年2月19日水曜日
大人のピアノ練習方法としての「録音」
1ヵ月くらい前から、自分の演奏(というレベルではないが…)をときどき録音してチェックしている。最初は、「途中で止まらずに弾く」という目標の確認のためであった。それはそれで役に立ったのだが、それ以上に自分の弾き方や弾いた音を確認するのに非常に有効である。
まあ、当然といえばそうなのだが、録音した音を聴いてみて分かったことがたくさんある。
2014年2月18日火曜日
バッハ前奏曲暗譜→次の選曲→「雨だれ」頑張る
近況報告。このところいろいろとあって、少し頭を整理したい。
まず、暗譜に苦戦していたバッハのプレリュード第1番(平均律第1巻)であるが、昨日ほぼ暗譜できた。「ほぼ」というのは、まだ少しあやふやで、頭で意識していないとダメな箇所が3箇所ほどあるからである。これは、もう少し続けようと思う。
2014年2月17日月曜日
2014年2月16日日曜日
2014年2月15日土曜日
祝!羽生クン金メダル&近況
今日は「近況」だけのつもりだったが、書かざるを得ないだろう。
羽生クンの金メダル!日本人初、しかもパトリック・チャンを破って、ショートとフリーの完全勝利!ホントにおめでとう!
…と、大喜びしたあとで…。外は雪国である。しかも、湿った思い雪が山ほど積もった上に、これまた冷たい雨が降っている。とても外に出る気分になれない。
しかも、今日は2月15日。1月24日に設定した目標の締切日なのだ。
2014年2月14日金曜日
「バレンボイム音楽論」:プレリュード
■『バレンボイム音楽論』 読書メモ(1)
※目次・紹介は→本「バレンボイム音楽論」:紹介
【プレリュード】
※目次・紹介は→本「バレンボイム音楽論」:紹介
【プレリュード】
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●抜き書き
2014年2月13日木曜日
音楽の内容、または音楽と人間:「バレンボイム音楽論」を読んで
3日前の記事《バレンボイムはただ者ではない》で、『バレンボイム音楽論』という本に感銘を受けたという話を書いた。
が、内容の紹介まで至っていなかった(ほぼ著者の紹介、それもコピペでした、すみません…)ので、少しずつ自分なりに咀嚼して書いてみたいと思う。
2014年2月12日水曜日
佐村河内氏の「指示書」と図形譜
冬季五輪の成績も芳しくないし、佐村河内問題もだんだん重苦しくなるし、自分自身の譜読みも進まないし…。ということで何か面白いものがないかと考えていて、ふと思い出したのが「図形譜」。
佐村河内氏の「指示書」とは、新垣氏に渡したという「交響曲第1番」の設計図みたいなものである。
本「バレンボイム音楽論」:紹介
2014年2月11日火曜日
2014年2月10日月曜日
バレンボイムはただ者ではない
ピアニストとしてのバレンボイムはお気に入りの一人である。とくに、ベートーヴェンのソナタは素晴らしい。YouTubeで全曲演奏を聴いて、ますます好きになった。そのときに、指揮者としてのバレンボイムにも遭遇し、すごい人だと思った。
そして、今回『バレンボイム音楽論』という本を読んで、さらにその巨大さに驚いた。
いい演奏をよく聴く〔連載(6) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(6)いい演奏をよく聴く
ピアノ演奏の腕(技術)に直結する話ではないが、音楽全体に関する能力を向上させるには、やはりいい音楽、いい演奏を聴くことは大事だと思う。「音楽性」が上がることで、間接的には演奏の腕前にもいい効果があると信じている。曲が曲らしく、音楽らしく響くことが期待できるのではないかと思う。
2014年2月8日土曜日
バッハのプレリュードを暗譜する方法
朝起きたら、すでに雪が5cmくらい積もっていた。寒い~。
さて、バッハのプレリュード(平均律集 第1巻 第1番)の暗譜にトライし始めてからすでに1週間。少しずつ覚えてきたが、やはり難しい。なんというか、手ごたえ(確信?)みたいなものが感じられない。要は「うろ覚え」のレベルをなかなか脱することができない。
2014年2月7日金曜日
ショパンのワルツ:和音伴奏に克服の糸口?
ショパンのイ短調ワルツ(遺作)、シンプルな曲なのに、あるいはシンプルだから?、苦戦している。苦戦の主な原因は左手の伴奏である。
昨日、その克服の糸口が少し見えたような気がした。ヒントは2つある。
曲の中で基本練習を行う〔連載(5) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(5)曲の中で基本練習を行う
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第3回の「大人のピアノは何が違うか?」で、「教本・教程にはこだわらない」と書いた。しかし、音階、和音、アルペジオなどの基本の練習は必要である。
その類の教本はたくさんあるので、それを使った練習をするのが王道である。それが苦にならない人には、そういう練習曲を使ったほうがいいと思われる。
2014年2月6日木曜日
音楽の評価?(佐村河内守さんゴーストライター報道に思う)
非常に残念なニュースがあった。ベストセラーにもなった「交響曲第1番 HIROSHIMA」の「作曲者」佐村河内守さんが、実はゴーストライターを使っていた、というニュースだ。
作曲家(?)としてあるまじき行動であるし、あってはならないことである。が、私が衝撃を受けたのは、ゴーストライターを使っていたことだけではない。それ以上に、マスコミや多くの専門家を初めとする賞賛の声は、あれは何だったのか?ということである。コンサートもすごい盛り上がりだったそうだ。
2014年2月5日水曜日
ピアノ協奏曲を聴く(すべて?)
ピアノ曲をもっと知りたいと思って、昨年は主に独奏曲を中心に聴いてきた。今年は少し幅を広げようと考えている。とはいえ、やはりピアノが好きなので、まずピアノ協奏曲を手当たり次第に聴いてみることにした。
まずは、曲のリストを作ろうと思って少し始めた。とりあえず、モーツァルトからブラームスまで。
好きな曲・部分を弾く〔連載(4) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(4)好きな曲・部分を弾く(曲全体にこだわらない)
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発表会で弾くなどの目的がないのであれば、大人が趣味で弾く場合、必ずしも曲全体を仕上げることにこだわらなくてもいいのではないか。1年ちょっと練習してみて、そう思うようになった。
2014年2月4日火曜日
ペダルの踏み方をきちんと練習する
ショパンのイ短調ワルツ(遺作)で、左手の伴奏に苦労している。一番の課題は和音とワルツのリズムなのだが、もう一つ、ペダルの使い方がいま一つ分からない。
同じ和音だからといって、1小節の間踏みっぱなしにすると響きすぎるような気がする。さりとて、2拍目あたりではなすと物足りない。本で読んだ「ハーフペダル」なるものをためしてみるが、これもうまくいかない。
とりあえずは、繰り返しフレーズの「弾き分け」ということにして、1回目は早めに離す方法、2回目は踏みっぱなし、などどやっている。が、やはりしっくりこない。
2014年2月3日月曜日
大人のピアノは何が違うか?〔連載(3) 大人のピアノ練習法〕
連載「大人のピアノ練習法」
(3)大人のピアノは何が違うか?
大人になってからピアノを学ぶ場合、子どもがピアノを習う場合と何が違うのだろう。その違いを考えることで、大人ならではの効果的・効率的な練習方法が見えてくるのではないかと思う。
2014年2月2日日曜日
記録更新!「停止1回、ニアミス6回」!
日曜日はほぼブログはお休みにしているのだが、嬉しい進歩があったので今日は特別。
なかなか進歩が見られなかった「止まらずに弾く」目標であるが、ついに記録更新である! 《「録音&記録」練習法スタート》で開始して「停止3回、ニアミス9回」を記録したのが1月15日。それから何と半月ぶりの記録更新である。長かった…。
2014年2月1日土曜日
バッハのプレリュードが暗譜できない訳?
ピアノの弾き方(奏法)の基本を練習するために、弾きなれたバッハのプレリュード(平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番)を復活した。いわゆる「脱力」と「重力奏法」を意識して練習するためである。
ところが、一つ不思議なことがある。「弾きなれた」と上に書いたが、実はいまだに暗譜できないのだ。
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